福祉・介護のしごとの先輩にきいてみよう! 5

掲載日:2018年10月11日

高島美幸さん
(特別養護老人ホーム(ユニットケア)介護職員)

現職までのキャリア

特別養護老人ホーム(ユニットケア)介護職員

キャリアアップ

訪問介護員2級、介護職員基礎研修(県独自の認定研修モデル事業で修了)

私は、ユニットケアを採用している施設で、12人の利用者のかたの生活全般を支える仕事をしています。ユニットケアとは、一人ひとりの高齢者のかたが、施設の中でよりその人らしい生活ができるように配慮された10人程の少人数でのケアをいいます。利用者の方の24時間の生活に常勤・非常勤職員合わせて1ユニットあたり約6人の職員がかかわっています。一人ひとり個室であったり、お風呂も家庭のお風呂のようなものだったり、家庭的な雰囲気を大事にしています。

私が介護の仕事をしてみようと思ったのは、将来の自分の両親の介護のことを考えて訪問介護員養成研修を受講し、そのときに「常勤で、自分の体力が続く限り一生働ける仕事はこの仕事しかない!」と思ったことがきっかけです。現在の職場で働き始めてもうすぐ3年が経ちます。なかなか一人ひとりの利用者のかたとゆっくりお話する時間が取れないこともありますが、一人ひとりの発信を見逃さないように、気づくことができるように、という気持ちでいつも利用者のかたとかかわっています。

利用者のかたが些細なことでも「ありがとう」と言ってくれるとホッとしますね。この仕事をしていてよかった、と感じます。居室が個室ということもあり、さみしいと感じる利用者のかたもいらっしゃいますが、そんなときに手を握って話を聞いたり、就寝時に少しそばにいて話をすると安心して「ありがとう」という言葉をかけてくださることもあります。大変な仕事ではありますが、「ありがとう」という言葉がうれしくて、この仕事を続けていられるのかなと思っています。

介護の仕事を始めて3年が経つので、現在は介護福祉士国家試験の受験に向けて勉強しています。利用者のかたにもいろいろ教えていただいていることがあります。また、昨年から今年にかけて、県独自の認定研修のモデル事業で介護職員基礎研修を受講しました。他の施設の職員のかたとも交流したり、意見交換したりすることができ、よい刺激を受けることができました。

私自身中高年世代ということもありますが、この仕事は年齢に関係なく、若い人とも一緒に、対等に仕事ができることが魅力だと思います。人の命を預かる重みを感じる責任感のある仕事だからこそ感じるやりがいもあります。中高年の方でも体力があればできる仕事だと思うので、是非この仕事を目指してほしいと思います。

高島美幸さん

高島美幸さん