福祉・介護のしごとの先輩にきいてみよう! 4

掲載日:2018年10月11日

菊地郁美さん
(特別養護老人ホーム介護スタッフ)

現職までのキャリア

特別養護老人ホーム介護スタッフ

キャリアアップ

介護福祉士

私は、入所している利用者の方の生活全般を支える仕事をしています。入浴、食事、排せつなどの介助だけではなく、日常的な話し相手になったり、納涼祭などの行事を企画したり、さまざまな仕事があります。入所している方のケアプランの作成もしています。笑顔が多いあたたかい雰囲気の職場で、職場の先輩にもさまざまなことを教えていただいています。

私は保育の専門学校に通っていたのですが、知的障害者施設に実習に行ったとき高齢の障害者の方とのかかわりの中で介護に関心を持ったので、卒業後そのまま同じ学校にある介護福祉のコースに編入し、卒業と同時に介護福祉士の資格を取得しました。現在勤務している施設で実習をしたときに「こういう介護スタッフになれたらいいな」という気持ちになったこともあり、介護の分野で仕事をすることにしました。

仕事をするときは、コミュニケーションやスキンシップを大事にするように心がけています。あいさつはもちろん、目線を合わせて話をしたり、認知症の方は不安に感じられることもあるので、寄り添うケアを心がけています。

これからは「タクティールケア」というものを日常のケアに取り入れていかれるようになりたいと思って勉強中です。タクティールケアはスウェーデンで実践されている認知症の症状を緩和するケアと言われているものです。このような技術を身につけることによって、利用者の方がよりよい生活を送ることができるようになればと思っています。

利用者の方が亡くなったりつらいこともあるし、悩むこともありますが、それ以上に利用者の方から支えてもらったり、元気をもらったりすることが多くあります。日常の生活の中でかかわっている分、ちょっとしたことでも「ありがとう」と笑顔を見せてくださったときは本当にうれしくなります。

仕事をするうえでつらいことはもちろんありますが、それ以上に得られる喜びやうれしいこともたくさんあるので、是非多くの方に介護の仕事を目指してほしいと思います。

菊地郁美さん

菊地郁美さん