福祉・介護のしごとの先輩にきいてみよう! 3

掲載日:2018年10月11日

北嶋しのぶさん
(特別養護老人ホーム相談員)

現職までのキャリア

特別養護老人ホーム介護スタッフ→特別養護老人ホーム相談員(育児休業2回取得)

キャリアアップ

介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)

私の仕事は特別養護老人ホームの相談員として、入退所の調整やショートステイの受け入れ、利用者の方や家族の方の相談を受けることです。施設の窓口にはいろいろな方が訪問されるので、施設の顔として利用者の方が安心できるような対応を心がけています。

私が介護というものに興味を持ったきっかけは、幼い頃に祖父が晩年老人ホームで生活しているところをたびたび訪問し、そのときのスタッフの方の仕事の様子を見ていたからだと思います。大学進学のときも「福祉の仕事をしていかれたらいいな」と思って学部を選び、自然と高齢者分野を選んでいました。高齢者の方の大らかさなどに惹かれたのかもしれませんね。

介護スタッフの仕事を始めたばかりのただがむしゃらにがんばっていた頃、そのとき担当していた利用者の方がフロアーに私が行くといつも必ず声をかけてくれて、何気ない話をしてくれました。私のことを忘れないでいてくれる、ちょっとしたことでも役に立てていることが実感でき、本当にうれしかったです。相談員の仕事は家族の方と接することが多いのですが、家族の方が「この施設に入ることができて本当によかった」と言ってくださることがやりがいにつながっています。

私は現在2人目の育児休業中です。この冬から職場復帰をする予定で、復帰後も1時間の短時間勤務になる予定です。やるべき仕事が十分にできないという心苦しさはあるのですが、「家族を中心に考えるように」と言ってくれる職場環境があることは本当にありがたいと思っています。

介護の仕事は大変だとか、安月給と言われていますが、食べていかれないわけではないと思います。向き不向きはあると思いますが、とりあえず3年はがんばってみてほしいなと思います。子育てを経験することも仕事をする上でプラスになると思いますよ。自分の生活を通して、相手の立場を少し理解できるようになると思うんです。自分よりも大事な人(子どもですね)がいるということは、それだけでもとてもやりがいのあることだと思います。若い人にも辞めずにがんばってほしいと思います。

北嶋しのぶさん

北嶋しのぶさん