漢方薬の基礎知識・漢方講演会のお知らせ

掲載日:2018年11月12日

漢方薬ってご存じですか?

漢方薬って、どの様なお薬ですか?
漢方薬は、原則として2種類以上の生薬(しょうやく)を、決められた分量で組み合わせて作られたものです。生薬(有効成分)の働きにより、複数の症状や慢性的な病気などに効果を発揮します。
漢方薬には多くの種類がありますが、我が国で承認されたものは294処方(一般用漢方製剤)、そのうち、医療保険の適用のあるものが148処方あります。

生薬

生薬とは、植物、動物、鉱物等の全部又は一部に、簡単な加工(乾燥等)を加え、医薬品として用いるもの。

 

漢方の診断方法

漢方医学では、体のどこかに現れた症状も、全身の働きのバランスが乱れた結果として起こるととらえます。
一人ひとりの患者さんの体に起きているバランスの乱れを見きわめて、「証(しょう)」という漢方独自の診断を行い、その「証」にあった治療が行われます。

「証」のみかた

「証」を判断するために、漢方独自のものさしが使われます。基本となるのが、「寒熱・虚実」というもので、体が冷えているか、熱をもっているかを示す「寒熱」、体力や症状の現れ方を示す「虚実」でタイプ分けを行うものです。

漢方薬にも副作用があります

副作用がないと思われがちですが、漢方薬も薬ですから副作用はあります。
薬を飲んで、体に変わったことが起きたら、副作用のことも考え、医師・薬剤師等に相談しましょう。

自己判断で複数の薬を飲まない

漢方薬は何種類かの生薬を特定の比率で組み合わせて作られています。Aという漢方薬とBという漢方薬を混ぜたら、全く別の薬になってしまいます。そのため、むやみに複数の薬を飲むと副作用が出やすくなったり、思わぬ作用が現れるおそれもあります。自己判断で、複数の薬を飲むのは禁物です。

人にあげたり、もらったりしない

同じ病気、同じような症状があっても、体質や体の状態によって、適した漢方薬は違います。
例え、ある人によく効いたとしても、ほかの人にも効くとは限りません。自分に処方された薬を人にあげたり、ほかの人の薬をもらったりしないでください。

知っていますか?漢方のQ&Aについてのリーフレット

ダウンロード 知っていますか?漢方のQ&A(PDF:562KB)

漢方表面漢方中面

このリーフレットは、神奈川県医食農同源研究会(漢方理解促進等検討部会)の報告を基に作成しています。
詳しくは「神奈川県医食農同源研究会」のページをご覧ください。

 

一般用漢方製剤承認基準(294処方)

処方名称及び一般用漢方製剤の添付文書等に記載する使用上の注意

一般用漢方製剤承認基準の変遷

  • 昭和49年一般用医薬品として使用可能な漢方処方として、210処方が規定される。
  • 平成20年9月30日 新基準が制定され、213処方となる。
  • 平成22年4月1日 基準の改正(新処方の23処方追加
  • 平成23年4月15日 基準の改正(新処方の27処方追加
  • 平成24年8月30日 基準の改正により、294処方となる。(新処方の31処方追加

医療用漢方処方(医療保険適用148処方)

148処方(エキス製剤147+軟膏1)

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