かかりつけ薬剤師・薬局について

掲載日:2019年8月9日

はじめに かかりつけ薬剤師・薬局とその機能について かかりつけ薬剤師・薬局を持ちましょう かかりつけ薬剤師・薬局普及定着の取組み 平成30年度患者のための薬局ビジョン推進事業について 令和元年度地域における薬剤師・薬局の機能強化及び調査・検討事業について

はじめに

医薬分業は、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担し、専門性を発揮することで、医療の質の向上を図り、有効かつ安全な薬物療法を提供することを目的としています。
そのメリットは、診察・処方を行う医師と調剤する薬局の薬剤師により、お薬を使う際のダブルチェックができることです。これにより、お薬の効果や副作用を確認してもらったり、同じような薬が出されていないか、飲み合わせの悪い薬が出されていないかをチェックしてもらうことができます。
皆様が、こうした医薬分業のメリットを十分に受けるためには、過去の副作用情報の把握や在宅での服薬指導等、薬局が日頃から皆様と継続的に関わることで信頼関係を構築し、薬に関していつでも気軽に相談できる、かかりつけ薬剤師・薬局を持つことが重要です。

地域包括ケア

かかりつけ薬剤師・薬局とその機能について

かかりつけ薬剤師・薬局は、次の3つの機能を持っています。

  1. 服薬情報の一元的・継続的把握
    ・主治医との連携、患者さんからのインタビューやお薬手帳の内容の把握等を通じて、受診している全ての医療機関や服用薬を一元的・継続的に把握し、薬学的管理・指導を実施します。
    ・複数のお薬手帳が発行されている場合は、お薬手帳の一冊化・集約化を実施します。
  2. 24時間対応・在宅対応
    ・開局時間外でも、薬の副作用や飲み間違い、服用のタイミング等に関し随時電話相談を実施します。
    ・夜間・休日も、在宅患者さんの症状悪化時などの場合には、調剤を実施します。
    ・地域包括ケアの一環として、残薬管理等のため、在宅対応にも積極的に関与します。
  3. 医療機関等との連携
    ・医師の処方内容をチェックし、必要に応じ処方医に対して疑義照会や処方提案を実施します。
    ・調剤後も患者さんの状態を把握し、処方医へのフィードバックや残薬管理・服薬指導を行います。
    ・医薬品等の相談や健康相談に対応し、医療機関に受診勧奨する他、地域の関係機関と連携します。

一言でいうと、かかりつけ薬剤師・薬局は一人ひとりの服薬状況をしっかり把握し、薬の飲み合わせや副作用などの相談をはじめ、地域で暮らす皆様の日常の健康相談に24時間応じる役割も担っています。また、複数の医療機関・診療科を受診した場合でも、患者が日頃からかかりつけとなる薬剤師・薬局を選び、調剤を受けることで、服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導が行われ、医薬分業が目指す安全・安心な薬物療法を受けることが可能となります。

かかりつけ薬剤師・薬局を持ちましょう

超高齢社会に突入している日本では、高齢者の方の健康管理が大きな課題になっています。高齢者の方はいろいろな病気を抱えるケースが多く、使う薬の種類も多くなります。こうした薬を一元的・継続的に把握し、薬の効果をきちんと発揮させたり、副作用の発生を未然に防いだりすることが重要です。
県民の皆様、信頼できる「かかりつけ薬剤師・薬局」を持つようにしましょう。
身近な薬局の検索はかながわ医療情報検索サービスから
かかりつけ薬局

 

 

 

 

かかりつけ薬剤師・薬局普及定着の取組み

平成29年度、県は厚生労働省からの委託を受け、地域の薬局薬剤師が、保育所や企業の事業所を訪問したり地域のイベントに参加して、子育て世代や中高年世代、高年齢世代の方々を対象にお薬相談を行うことによって、処方箋による調剤以外にも、気軽に薬局を利用できることを知ってもらい、かかりつけ薬剤師・薬局を持つきっかけとなるモデル事業を実施しました。
事業の内容及び実施結果については、事業概要及びアンケート結果をご覧ください。

平成30年度神奈川県患者のための薬局ビジョン推進事業について

平成30年度、県は厚生労働省からの委託を受け、かかりつけ薬剤師・薬局の普及・定着のため、平成30年度患者のための薬局ビジョン推進事業として、在宅訪問事業と出張相談事業を実施しました。事業の内容及び実施結果については、事業概要事業成果概要及び事業報告書をご覧ください。

令和元年度地域における薬剤師・薬局の機能強化及び調査・検討事業について

 厚生労働省では、今後の「薬剤師・薬局のあり方」※として、「調剤時のみならず医薬品の服用期間を通じて、服薬状況の把握(服薬アドヒアランスや有効性の確認、薬物有害事象の発見等)による薬学的管理を継続的に実施し、必要に応じて、患者に対する情報提供や薬学的知見に基づく指導を行う」等の必要性を示しています。

平成30年12月25日厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会「薬機法等制度改正に関するとりまとめ」(厚生労働省ホームページ)

 薬局の薬剤師が、薬剤交付時以外にも、患者に対して、必要な服薬状況の把握や薬学的知見に基づく指導を行うことを通じ、患者に服薬フォローアップの必要性を実感してもらうとともに、患者への適切なアプローチができた好事例や課題を収集し、発信する「かながわ服薬フォローアップ強化プロジェクト」の事業を県内の薬局と共に実施します。(業務の一部を公益社団法人神奈川県薬剤師会に委託して実施します。)

【事業参加申込】

 事業への参加申し込みについては、公益社団法人神奈川県薬剤師会のホームページの事業参加フォームからお申し込みください。

 事業内容の説明資料及び事業に使用する様式等についても、掲載しています。

概要

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本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
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