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更新日:2025年10月22日
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未病指標は、スマートフォンやパソコン等で気軽に測定できることから、神奈川県では、未病指標を高齢者や働く世代などのニーズに応じた利活用を進めており、様々な場面で活用されることで、未病改善の取組みに役立てていただいています。
神奈川県警の運転免許センターと連携し、高齢者運転講習の受付待合時に、未病指標(認知機能:Mini-Cog)を測定できるブースを設置し、測定してもらうとともに、次の更新までの期間のセルフチェックツールとして案内しています。
※今後、県内の全警察署、高齢者運転講習、警察官巡回時などの機会を捉えた案内も予定しています。

神奈川県警運転免許センターでは、高齢者講習に来られた方に「認知症の未病改善で安全運転を続ける」リーフレットを配布しております。
また神奈川県内の警察署や教習所において、お手持ちのPCやスマートフォンでその場で認知機能をセルフチェックできるチラシの配布を、神奈川県警様と連携し、推進しています。
県内の病院や健診事業者、市町村と連携し、健診等を通じた未病指標の測定を推進しています。
健診では、健診現場に未病指標(認知機能:Mini-Cogやメンタルヘルス・ストレス:MIMOSYS)を測定できるブースを設置し、測定してもらうとともに、翌年の健診までの期間のセルフチェックツールとして案内しています。
また、市町村の特定診断でも、特定検診申込者に未病指標(認知機能:Mini-Cog)を案内することも検討しています。

ては~とホールディングス株式会社と連携し、同社が運営する県内の高齢者運動教室の参加者に、測定方法を紹介する動画と併せて未病指標(認知機能:Mini-Cog)の測定を案内しています。

県が認証している未病センターの一部では、健康状態の測定項目の一つとして、未病指標を取り入れています。測定後は、インストラクターから測定結果に応じたアドバイスを受けられるので、自分に合った未病改善の方法を知ることができます。

 市町村が実施する健康イベントやショッピングモールのイベントの測定ブースなどでも活用されています。
 参加者に自らの健康状態を知っていただき、また、未病改善につながる健康関連のサービス・製品に興味関心を持っていただくきっかけともなっています。

健康づくりに関する実証事業の効果を測定する指標の一つとして、次の事業で活用が進んでいます。実証事業の参加者にとっても、総合的な未病の状態が数値でわかるため、より効果を実感することができます。
| 事業名(実施機関) | 事業概要 | 
|---|---|
| 未病改善スポーツドック (県立スポーツセンター) | 最新の測定機器等を使用して体力・運動能力の測定を行うとともに、測定結果に応じた個別の運動プログラムを処方することにより、県民のスポーツ活動をサポートする事業 | 
| デジタルサポートアプリ「みんチャレ」の行動変容へのインパクト評価 (エーテンラボ(株)・県立保健福祉大学) | 「みんチャレ」を活用することにより、健康状態が長期にわたり継続されるか、心身の健康状態にどのような影響をもたらすのかを検証する臨床研究 【みんチャレとは】 同じ目標(糖尿病予防、食事管理など)を持つ匿名5人がチームを組み、その中で今日実施したことの証拠写真、メッセージ等の投稿を通じて互いに励まし合うことで行動変容を促すスマートフォンアプリ 
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| ヘルスケアロボットHALを活用した介護予防プログラム (県立保健福祉大学、慶應義塾大学、県立がんセンター、湘南ロボケアセンター(株)) | ヘルスケアロボットHALの腰タイプ(CYBERDYNE株式会社)を活用して、フレイル、プレフレイルと診断された高齢者に対して有効な介護予防プログラムを開発する研究 | 
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