高齢者の低栄養は、転倒・寝たきり・免疫力低下をまねく

掲載日:2021年4月15日

 高齢になると少しずつ食べる量が減ってくる人が多いのですが、食事で十分な栄養がとれずに痩せてくると、骨や筋肉を維持することができなくなります。その影響で自分の足で歩くのが困難になる人が増えてきます。つまり、高齢者の場合、痩せることにより身体機能が低下し、移動が困難になる状態「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」のリスクが高まるのです。

 痩せていると、筋肉量が減り、転倒や寝たきりの危険性が高まるとともに、免疫の働きが低下して、肺炎などの呼吸器の病気にかかりやすくなります。特に、BMI(体重と身長から算出できる体格指数)が18.5〜20を下回るような場合は、低栄養の可能性が高いため、食生活の見直しが必要です。年とともに、咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)障害や、食が細くなることによる食事量の減少、肉や油脂類の摂取不足など、栄養が偏りやすくなるので、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

高齢者の低栄養は、転倒・寝たきり・免疫力低下をまねく

 

※このページは、権利者の許諾を得た上で、「日本健康マスター検定(健検)」の公式テキストを基に作成しています。

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