BioJapan2020でスポンサーセミナーを開催しました。
神奈川から世界へ!
再生・細胞医療の社会実装を加速させるため、殿町LICで細胞の培養・加工設備を共同利用できる日本初の仕組みが遂に稼働!
神奈川県は、全国でも先進的な科学技術政策の活動実績・経験を糧に、川崎市殿町に整備したライフイノベーションセンター(殿町LIC)を軸として、再生・細胞医療の社会実装に向けた取組みを着実に進めています。
この中で、殿町LICを拠点に慶應義塾大学医学部が中心となり産学公の総力を結集して、首都圏のベンチャー企業等が細胞の培養・加工設備(CPC)を共同利用できる日本初の仕組み(「慶應殿町再生医療実用化共創ラボ基盤構築事業」、以後「共創ラボ」)を構築します。同時に、実験動物中央研究所や国立医薬品食品衛生研究所等の品質評価機関とも連携しながら、治験用の最高品質の細胞を生産するためのコストと時間を最小化し、研究成果の早期実用化を目指します。
本セミナーでは、「共創ラボ」の中核メンバーから、最新の状況と今後の展望を発信してもらい、殿町LICが再生・細胞医療のグローバルな社会実装拠点となってバリューチェーンを構築していく具体的な将来ビジョンを発信しました。
セミナー概要
日時
2020年10月15日(木曜日)13時30分から14時30分
開催場所
パシフィコ横浜 ノースG301-302(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
参加者数
180名
主催
神奈川県
発表内容
-
開会プレゼンテーション
『神奈川県の30年の科学技術政策に立脚した
足取り確かなイノベーション・エコシステムで世界に挑む!』(PDF:2,194KB)
牧野義之 神奈川県政策局ヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室
地域イノベーション・エコシステム形成プログラム 副事業プロデューサー - 講演1
再生医療の社会実装に向けた殿町LICを中心とする今後の展望(PDF:3,268KB)
中村雅也 慶應義塾大学医学部 整形外科学教室 教授 - 講演2
「共創ラボ」@殿町LIC 有望シーズ第1弾:
細胞から希望をつくる!細胞版3Dプリンタを用いた再生医療製品の開発
~世界初の画期的な治療法の開発を目指して~(PDF:6,332KB)
秋枝静香 株式会社サイフューズ 代表取締役 - 統括プレゼンテーション
実中研の再生医療にかける覚悟とグローバル実装拠点・殿町の今後の展望(PDF:1,819KB)
野村龍太 公益財団法人実験動物中央研究所 理事長
キングスカイフロントネットワーク協議会 会長
※敬称略
同時開催「再生医療JAPAN」にブース出展しました。
2020年10月14日から16日の3日間、パシフィコ横浜にて同時開催された再生医療JAPAN2020に、ライフイノベーションセンター(LIC)を中心とした県の取組みをご紹介するブース出展を行いました。
<展示パネル(2020年9月末作成)>
- 神奈川県のヘルスケア・ニューフロンティア政策 & 再生・細胞医療産業化拠点ライフイノベーションセンター(PDF:1,167KB)
- 殿町のライフイノベーションセンター(LIC)入居事業者紹介(PDF:5,051KB)
- 殿町LICにおける設備共同利用・レンタルラボ & ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド(PDF:1,051KB)
- 地域イノベーションエコシステム & 事業化プロジェクト(PDF:387KB)
- 殿町LIC・KSP・湘南ヘルスイノベーションパークの拠点間連携(PDF:592KB)
- 殿町における科学技術イノベーション(再生・細胞医療 × ロボティクス)(PDF:2,037KB)
- 異分野融合による科学技術イノベーションの成功事例(脊髄機能再生治療)& 殿町における再生・細胞医療の品質評価基盤(PDF:937KB)
- 日本の再生・細胞医療の現状と課題 & 今後の新たな取組(PDF:445KB)
- 神経・運動系を中心に、機能再生治療の実用化に向けた殿町LICを軸とした再生・細胞医療バリューチェーンの構築(PDF:528KB)
- 神奈川県が展開するグローバル戦略 & 覚書締結先などとの連携事業(PDF:2,669KB)