かにゃさんぽ(トラットリア・レ・サルデ)

掲載日:2018年2月23日
かにゃさんぽはNPO活動や企業の社会貢献活動を紹介するページです

ぼくにサスペンダーはいらない

2014年6月9日月曜日

お昼はみんなにやってくる。今日もおなか空いたにゃ。
今日はイタリアンにしようっと。

こんにちは~。かにゃおですよ~。
ここは、JR川崎駅から歩いて6分くらいのところにある「トラットリア・レ・サルデ」っていうお店だにゃ。

写真:お店の前でポーズをとるかにゃお

(↑いらっしゃ~い。)

ここのお店では、なにやらいいことをやってるらしい。
さっそく、オーナーに聞いてみようじゃないですか。

写真:オーナーにインタビューするかにゃおと秘書
(↑イタリア人みたいなオーナー。おまけでぼくの秘書)

かにゃお
素敵なお店ですね。まずはコーヒーください。

オーナー
お、早速コーヒーを注文してくれましたか。

かにゃお
コーヒーがどうかしたかにゃ?

オーナー
ふふふ。
かにゃおは「suspendedcoffee」(保留コーヒー)って聞いたことある?

かにゃお
サスペンダーって、ぼくはそんなに太ってないにゃ!

オーナー
サスペンダーじゃなくて、サスペンデッドね(笑)
ぼくは、このお店を開く前、イタリアやフランスで修業をしていたんだけど、イタリアでは、レストランにお金に困っている人が来ても、お店の人がすぐに追い出したりしないで、食料を分けてあげたりすることが普通にあるんだ。

かにゃお
知らなかったにゃ。日本のレストランではあまりないよね。

オーナー
そうだね。
「suspendedcoffee」もナポリが発祥と言われてるんだよ。

写真:コーヒーについてのお知らせ
(↑「suspendedcoffee」のお知らせとか)

かにゃお
で、その「suspendedcoffee」はどんな取組みなの?

オーナー
簡単に言うと、カフェでお客さんが1杯のコーヒーを買う時、困っている誰かのために、もう1杯分の料金を払う善意の仕組みなんだ。
コーヒーを飲みたい困っている人から申し出があると、お店は、その分を使って、無料でコーヒーを提供するんだ。

かにゃお
へ~、知らなかったにゃ。
でも、どうしてお店で「suspendedcoffee」を始めようと思ったの?

オーナー
僕たちみたいな飲食店は、単に料理や飲み物を提供するだけでなくて、地域や社会に根ざした存在でないといけなくて、そのために活動するのは義務でもあると思うんだ。

かにゃお
かっこいいにゃ。かにゃお、ほれそう。
実際、お店ではどんな仕組みでやってるの?

オーナー
日本人てシャイでしょ。
お店で「suspendedcoffeeください」とは、なかなか言いづらいと思うんだ。
だから、ちょっとアレンジしてるんだよ。

かにゃお
どんな感じでアレンジしてるの?

オーナー
お店に募金箱(というか瓶だね)を置いて、お客さんにお釣りとかを入れてもらうんだ。
そして、集まったお金の2倍の金額をお店から出して、募金総額にする。

写真:お店の人々とみんなで撮影
(↑お店のみんなと。真ん中にあるのが募金瓶)

かにゃお
お店からそんなに出すんだ。
募金が集まれば集まるほど、お店が大変だよね。大丈夫なの?

オーナー
まあ、楽ではないよね。(笑)
で、集まったそのお金をランチ券にして、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンにお願いして、困っている人たちに渡してもらっているんだ。

かにゃお
なるほど~。それなら利用しやすいよね。さすがだにゃ!
これまでにどれくらいの人が利用したの?

オーナー
これまで5~6組の利用があったかな。
セカンドハーベスト・ジャパンは、母子家庭の人たちに、お子さんの入学や進学祝いとして渡してくれたみたい。

かにゃお
きっと喜んでくれたんじゃないかな~。
ぼくだったらすごくうれしい。

写真:エスプレッソ
(↑エスプレッソ。ものすごくおいしかった。)

オーナー
「suspendedcoffee」は、日本ではまだまだ知られてないんだよね。
日本でも、もっともっと導入するお店が増えるといいな。

かにゃお
そうだよね。
こんな風にみんなの善意がつながる仕組みが、もっと広まっていくといいよね。
ぼくも、「保留コーヒー普及大使ねこ」(自称)として、応援するにゃ。
今日はありがとね。
ごはんもコーヒーもおいしかったにゃ。
また来るね~。

オーナー
これ以上太るとお店に入れないから、気をつけた方がいいよ。
Ciao!

コーヒー一杯の善意 いいにゃ!』――――――――――――――――――――
トラットリア・レ・サルデ:http://www.le-sarde.com/

本文ここまで
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