ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ともいきコンセプトブック「みんなってだれのこと?」が完成しました
初期公開日:2026年4月28日更新日:2026年4月28日
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県は、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の普及と誰もがその人らしく暮らすことのできる社会の実現に向け、子どもたちにもわかりやすい絵本として、ともいきコンセプトブック「みんなってだれのこと?」を制作しました。本作は、県内の子どもたちや保護者に実施したアンケート・ワークショップで集められたアイデアと言葉をもとに制作されています。完成した冊子は県内の小学校に約2万部を配布し、電子版も公開するほか、各学校の授業等での活用も進めていきます。
(1) 制 作
原案・保科琢音(ほしなたくお)
作画・稲葉野々(いなばのの)
(株式会社ラフコネクト)
(2) 内 容
日常でよく使う「『みんな』という言葉はだれか」を問いかけるストーリーです。車いす の人や目の見えない人、外国の人、苦手な人やまだ会ったことのない人もすべて同じ『みんな』であることに気づき、多様な人々がともに生きる社会について考えるきっかけを提供します。 制作の背景や津久井やまゆり園事件、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を紹介するページを設けています。
県民の皆様に「あなたにとってみんなとは?」「笑顔で暮らせる場所とは?」というアン ケートを実施しました。また、いくつかの小学校において「ともに遊ぶ」をテーマにしたワ ークショップを実施し、子どもたち自身が「どうやったら一緒に遊ぶことができるか」とい う解決策を考えました。こうして集まった 250 を超える多様なストーリーやアイデア、と もいき社会へのメッセージが活かされています。
(1) 学校現場での活用促進
完成した約2万部の冊子は、県内の小学校(1学級1冊子)に送付するほか、多くの方に ご覧いただけるよう電子版を特設サイトで公開します。
特設サイトURL:https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1368/tomoniikiru/index.html
また、今後は小学校での道徳や総合学習、「いのちの授業」等で活用を促進していきます。 教員向けの「指導ガイド」も作成しており、学校現場での円滑な授業展開をサポートしていきます。
(2) 出張授業や読み聞かせイベントの実施
県内の小学校への出張授業や地域でのイベント等で、原案・制作者の保科氏による読み聞 かせを実施します。また、その様子を発信することで活用を促進していきます。
株式会社ラフコネクト
「笑い(Laugh)」ですべての人を「繋ぎ(Connect)」絵本とともに新しい社会を創造してい る出版社。これまで「医療」「障害」「福祉」「LGBTQ」等をテーマにした絵本も多く出版。 絵本をつくる学校「えほん寺子屋」を運営
URL:https://ehonlcconnect.site/
原案 保科琢音(ほしなたくお)
絵本作家・紙芝居作家・落語家としても活動。株式会社ラフコネクト取締役社長。重症心 身障害児の父。神奈川県横浜市在住。
作画 稲葉野々(いなばのの)
優しく力の抜けたタッチが魅力の絵本作家。SNSではイラストやエッセイ漫画も公開中。神奈川県横浜市在住。
保科氏からのメッセージ
「みんな」って不思議な言葉だと思いませんか?
本当は一人ひとり違うのに「みんなこうだよね」とまとめられた瞬間、その違いが見えなくなってしまう。
「みんな」という言葉は実はすごく曖昧な言葉だとずっと思っていました。だからこそ、 この本では「本当の意味でのみんな」を表現し、想いを巡らせる余白をつくりたいと考えました。
絵本作家としてだけでなく障害のある娘の父親として、学校や施設、様々な団体や地域の 仲間たちと共に歩んできた一人の人間として、「ともに生きる社会かながわ憲章」への想いを形にした一冊です。
この本がこれからの新しい時代をつくっていくたくさんの子ども達に、そしてその子ども達に関わる全てのひとに届きますように。
「みんなってだれのこと?」がたくさんの「みんな」をつないでくれますように。
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の普及に取り組んでいます。

神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室
室長代理(共生・人権担当) 松本 電話045-210-3631
共生・人権同和グループ 青木 電話045-210-4961
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。