ボツリヌス菌

掲載日:2018年4月2日

ボツリヌス菌とは

ボツリヌス菌

写真:食品安全委員会 提供

土壌、河川など自然界に広く分布し、産生する毒素によりヒトを含む哺乳類、鳥類に特異な神経症状を引き起こします。

主な症状

吐き気、嘔吐、下痢、めまい、視力低下、嚥下困難、四肢の麻痺など

潜伏時間

12から72時間

原因食品

缶詰、瓶詰などの保存食品、発酵食品など

過去には、「いずし」や「辛子レンコン」を原因とした食中毒も発生しています。

予防するには

  • ボツリヌス食中毒の多くは自家製食品により起こっています。原材料は十分に洗浄してから調理しましょう。
  • 冷蔵品は必ず冷蔵庫で保存しましょう。
  • 缶詰、瓶詰及び真空パック食品が、異常に膨張していたり、異臭がした場合は、食べるのをやめましょう。
  • 手指に傷がある人は、食品に直接触れるのはやめましょう。

乳児ボツリヌス症について

ボツリヌス症は発症機序の違いにより、一般的な食中毒のほか、1歳未満の乳児が感染する乳児ボツリヌス症などがあります。ミルクから離乳食に移行すると徐々に正常な大腸細菌叢が形成され、発症しなくなります。

乳児ボツリヌス症の原因食品は、以前は蜂蜜だけと考えられていましたが、野菜スープや井戸水が感染源と推定された事例も報告されています。

そのため予防には、ボツリヌス菌の芽胞(*)で汚染される恐れのある食品(蜂蜜、コーンシロップ、野菜ジュース等)を避けることが重要です。

ボツリヌス菌など特定の菌が作る細胞構造の一種で、生存に適さない環境(高温、乾燥、栄養状態の悪化など)になると菌体内に硬い殻の構造物を作ります。

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