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更新日:2024年5月2日
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企業融資促進融資制度を利用した企業のご案内です
Q 御社の事業概要や社長さまの思いについて教えてください。
主に関東圏にある食品スーパーの総菜売場に向けて、パックサラダや和総菜を販売しており、メニュー開発及び製造調理加工を行っている食品メーカーです。おいしく、ヘルシーで、安心安全な商品を販売することで、「食を通じて世の中に貢献する。」ことを大切にしています。
Q 御社の商品とその特長について教えてください。
ポテトサラダや肉じゃが、ひじき煮やスープなどさまざまな商品を生産しています。原料を直接仕入れて商品にするまでの一貫ラインが当社の強みです。例えば、ポテトサラダは、北海道からじゃがいも(馬鈴薯)を仕入れ、短時間で皮つきのじゃがいもからサラダを作っています。スピーディーに加工することで、フレッシュ感や風味を残した商品をお届けすることができます。
図1 (株)関東ダイエットクックの商品
Q 企業誘致促進融資を利用したきっかけを教えてください。
工場を新設するためにどのような融資があるかを調べていく中で、未病関連産業を対象としている企業誘致促進融資を利用させていただきたいと考えました。未病の考え方は、当社の親会社であるケンコーマヨネーズ株式会社の経営理念である、「心身(こころ・からだ・いのち)と環境」を大切にすることとマッチするためです。会社の規模を考えると大きな投資でしたが、当社のコンセプトに合った融資を利用することができ、感謝しています。
図2 工場外観
図3 工場内部
Q 神奈川工場を新設したことで御社の業績等にどのような影響がありましたか。
既存の所沢工場に加えて神奈川工場を新設したことで、さまざまな調理設備を入れることができたため、煮る、炊く、蒸す、揚げるなど多岐にわたる調理工程が実現できました。家庭の味に負けない商品の生産ができ、生産量と売上げも前年度より伸びています。
Q 御社の今後の事業展開・展望について教えてください。
少子高齢化や単身世帯の増加等により、中食の市場規模は10兆円とここ数年で伸びてきています。今後は、生産量だけではなく供給エリアを広げ、商品カテゴリーを増やしていくことで、中食市場におけるシェア拡大を図っていきたいと考えています。
図4 村田代表取締役社長
Q 最後に、神奈川県の産業労働行政において要望するところがあればお願いします。
当社は食を通じて世の中に貢献したい、その地域に愛される企業になりたいと考えています。供給エリアを拡大していく一方で、地場の原料を使って地場で展開している食品スーパーへ商品を販売するような地域に密着した企業であることも大切にしていきたいです。県にはそのような地産地消をしていく繋がりを作る上での橋渡し(情報提供)をしていただければと思います。
株式会社 関東ダイエットクック神奈川工場 |
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所在地:神奈川県小田原市国府津字北桃重 2880番地6 TEL:0465-47-0050 |
このページの所管所属は産業労働局 中小企業部金融課です。