更新日:2024年5月2日

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アサヌマコーポレーション株式会社

企業融資促進融資制度を利用した企業のご案内です

世界的に通用する技術力とパイオニア精神

 

 

Q 御社の事業概要を教えてください

 当社の創業者が、戦時中、傷病者に赤いマークを付けていたことからアイデアを得て、それまでは手や鳥の毛で行っていた眉墨を、日本で初めて鉛筆型にして開発しました。それをきっかけに現在まで、メイクアップとベースメイク化粧品のOEM・ODMとして事業を展開しています。国内の工場と研究所に加え、2007年には上海にも工場を設立し、今後もグローバルに事業を拡大していこうと考えています。

 

Q 企業誘致促進融資を利用しようと考えた理由と、新研究所について、既存研究所との違いやその特長について教えてください

 事業を拡大するにあたり、融資制度の利用を考えていた際、民間の金融機関に比べ、長期(15年)かつ固定で低利である県の制度に魅力を感じたためです。

 相模原市の新研究所には、同市内の既存研究所と、東京都中野区にある開発センターのスキンケア部門を集約しました。研究所の規模が大きくなった分、人員や設備の導入、研究に特化した組織を設置して、新たな製品開発にも取り組めるようになりました。特に良かった点は、国内外からの来客が多い研究所が以前よりも明るくきれいになり、ここなら良い製品を提供してくれるだろうというお客さまの信頼をより獲得できていることを実感できたことです。その結果、企業さまから直接持ち込んでいただく案件も増えました。

 

 

研究所外観

図1 研究所外観

 

 

Q 御社の今後の事業展開・展望について教えてください

 化粧品業界は、現在、インバウンドによる国内需要の増加と、日本製品の売上げが海外でも伸びているため、緩やかに景気が上昇しています。その中で、当社は今後も、メイク化粧品と基礎化粧品を中心に高品質な製品を提供していきたいと思います。また、高齢化社会において、シルバー層向けの製品や安全で無害な製品など、今後伸びていくと見込まれる製品にも力を入れていきます。加えて、ヘアケアやトレイタリー、浴剤等の分野への事業展開も考えています。

 

 

工場内作業風景

図2 工場内作業風景

 

製品

図3 製品

 

 

Q 最後に、神奈川県の産業労働行政へ要望するところがあればお願いします。

 新しいものや新しい道を探っていくために、国や県、大学などが連携して研究等を行う施設や仕組みがあれば、多くの中小企業が助かると思います。当社も、さらなる技術力の向上に努めたいと思います。

 

 

麻沼代表取締役

図4 麻沼代表取締役社長

 

 

 
アサヌマコーポレーション 株式会社

所在地:東京都中野区南台3-37-19

TEL:03-3383-0511(代) 

FAX:03-3383-0517

 
 

 

 

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このページの所管所属は産業労働局 中小企業部金融課です。