平成24年度 神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会第2回講演会を開催しました。

掲載日:2018年4月20日

神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会第2回講演会 平成25年1月16日

神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会(神史協)は、県内の公文書館施設、市町村史編さん担当など計20機関で構成されていて、記録類の保存・管理に関わる情報交換、普及啓発事業を行っています。


1月16日(水曜日)、当館の大会議室において、国文学研究資料館教授の大友一雄氏を講師にお迎えして、「いま、民間所在資料の価値と保存を考える」というテーマでお話をいただきました。「民間所在資料」とは、公的機関以外で作成・保存されてきた古文書(こもんじょ)や私文書(しぶんしょ)を指します。
講演会の様子
はじめに社会が民間所在資料をどのように利用してきたのかを、江戸時代の地域における地誌編さんなどの事例をご紹介いただきました。さらに、戦後の史料保存運動について、国文学研究資料館の前身である国立史料館設置請願の意義を中心にお話いただきました。大友先生はこの運動が目指したものを、単なる史料館ではなく、記録拠点としての役割を持ち、世界文化に貢献するアーカイブズ構築を見据えており、民間所在資料だけでなく公文書も保存する機関を念頭においていた、と指摘されました。

(右:講演会の様子)



次に、民間所在資料は自治体史編さん事業での活用だけでなく、地域研究の資料、記録遺産、そして情報集約を前提とした公共の財産としての価値を持っていて、このような価値をもつ記録類はアーカイブズにすべて収納できないため、地域と連携しての保存が必須であり、長期的な保存対策が今後の課題であるというお話をいただきました。
講演会の様子2

当日は神史協の会員機関だけでなく、一般の方も含めて33名の参加がありました。神史協では今後も記録類の保存・活用などに関わる各種講演会を開催していきます。参加は無料ですので、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。

(左:講演会の様子)





 

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