平成24年度 神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会

掲載日:2018年4月20日

神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会第1回研修会 (ワークショップ) 平成24年8月23日

神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会(神史協)は、県内の歴史資料保存機関、市町村史編さん担当、博物館など計20機関で構成されていて、記録類の保存・管理に関わる情報交換、普及啓発事業を行っています。

神奈川県立公文書館では、昨年10月から東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の公文書レスキュー活動を行ってきました(9月末終了予定)。そこで、神史協では平成24年度第1回の研修会として、この経験と技術を会員機関と共有講演の様子するために資料修復ワークショップを企画し、実施しました。当日は14名の会員が参加し、はじめに当館職員がレスキュー活動の経緯、作業内容、マネジメントの方法などについて講演しました。その後にワークショップとして、「A.基本処置」、「B.特別処置」、「C.基本処置2」の3つの作業を体験していただきました。

(左写真:職員による講演の様子) 

 

 

 

 

ドライクリーニングAでは被災公文書の中に含まれている金属部品の除去、泥などで固着したページのはがし、ドライクリーニング作業を職員とともに行いました。この作業は記録のさらなる劣化を防ぐために不可欠なものです。

(左写真:ドライクリーニング)

 






和紙による修復

Bでは破れた部分を和紙でつくろう補修作業を、Cではカビ処置(無酸素パックへの封入)、表紙交換、水分計の使用方法などについて説明を受けました。補修には一般の糊ではなく、しょうふのり(でんぷん質の糊)を使うなど、記録の保存に最大限の配慮をしています(右写真:和紙による修復)。








これらの作業は、汚損が激しい記録類の修復に欠かせない工程であり、参加された会員の皆様は熱心に取り組んでいました。 現在日本全国で防災に対する意識が高まっていますが、こうしたワークショップを含めた神史協の事業が、災害発生後の活動だけでなく、日常的に行わなければならない記録類の保存・管理に寄与することが期待されます。

 

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