友好交流職員からの現地レポート

掲載日:2018年5月16日

韓国 京畿道(キョンギド)をご存知ですか?(2011年11月)

私は、平成23(2011)年6月から平成24(2012)年3月までの予定で、神奈川県から友好交流先の韓国・京畿道へ交流職員として派遣されている篠崎健一と申します。

 

滞在期間中、私が体験し、感じたことをこのページを通じて、レポートしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、最初のレポートとなる今回は、「日本の神奈川県と韓国の京畿道が一体どのような関係にあるのか?」について、紹介したいと思います。

 

その前に、皆さんは京畿道をご存知ですか?

 

京畿道とは、韓国の首都ソウル特別市をドーナツ状に取り囲む地域、自治体です。

京畿道は、北朝鮮との国境にあり、韓国の北部に位置しています。面積は、韓国全体の1割程度で10,183平方キロメートル、人口は、約1,200万人あまりです(韓国の人口は約5,000万人)。

 

京畿道位置図

三星、LG、現代、起亜といった世界的企業の本拠地であると同時に、多くの文化遺産や美しい山、湖、海岸に恵まれた魅力溢れる地域といえます。

 

ちなみに、韓国には京畿道のほかに、江原道、忠清北道、忠清南道、慶尚北道、慶尚南道、全羅北道、全羅南道、済州道といった「道」がありますが、「道」とは、日本の県をいくつか合わせたようなイメージです。

 

さて、この京畿道と神奈川県が、どのような関係かといいますと、1990年に友好交流提携を結び、その交流は今年で21年目に入りました。

 

京畿道庁

最近、日本では、K-POPや韓国ドラマの人気が大変ありますが、そのずっと前から交流を続けているのです。具体的には、中国の遼寧省を含めた3地域による「友好県省道交流会議」や「スポーツ交流事業」などを行っています(詳しくはこちら三県省道友好交流ネットワークのページ(http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f90006/)をご参照ください)。

 

私の勤めている京畿道庁は、水原(スウォン)市にありますが、この水原市では世界文化遺産の水原華城(スウォンファソン)が最も有名です。日本や中国などからも多くの観光客がいらっしゃいます。夜のライトアップした景観も神秘的で、また一味違った趣があり、市民の散歩コース、デートスポットにもなっています。

水原華城(華虹門)

 

また、水原華城の中央にある王様の別邸、華城行宮(ファソンヘングン)前では、定期的に、李氏朝鮮時代の民族伝統武芸の公演も行われています。

 

民族伝統武芸の公演

 

水原華城は、李氏朝鮮第22代正祖大王(少し前まで日本のテレビ局でも放送していたドラマの主人公)が陰謀で非業の死を遂げた父の墓を水原に移し、首都南部を守る要塞として築かれたお城です。一時は、この華城への遷都も検討されましたが、完成直後に正祖大王が亡くなったため、見送られたということです。

 

京畿道では、この正祖大王の子ども時代をモチーフに、模範的な孝行息子のキャラクター、「ヒョウヘンイ」、孝行を行うという意味のマスコットをつくって、水原華城をピーアールしています。日本でいう「ゆるキャラ」のようなものですね。

 

マスコット(ヒョウヘンイ)

 

ところで、韓国の食べ物といったら、真っ先に思い浮かぶのは、焼肉やキムチだと思います。ここ水原では何といっても水原カルビが有名です。大ぶりの水原カルビは王(ワン)カルビともいわれ、水原を訪れた際には、ぜひともご賞味いただきたい名物料理です。ただ、地元の人にとっては、ちょっと高価な食べ物のようで、気軽に食べに行けるというものではなく、お客さんを迎えたときや家族の大切な記念日などに、みんなで食べに行く「ごちそう」です。

 

水原カルビ

 

今回は京畿道の特徴や水原華城、水原カルビについて簡単に紹介しましたが、京畿道の水原は、ソウルの中心地から地下鉄で約1時間、国鉄で約40分、仁川空港や金浦空港からもバスで1時間ちょっとと、とても交通アクセスの良い地域です。

ぜひ多くの皆さんに、おいでいただきたいと思います。

 

華城行宮

 

これからも京畿道を中心とした韓国の特徴や日本との違いなどをレポートしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

なお、これまでの神奈川県と京畿道の交流についての詳細は、京畿道(大韓民国)のページ(http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f41011/p12162.html)をご覧ください。

 

また、京畿道庁のホームページには日本語版もありますので、こちらhttp://japanese.gg.go.kr/v200909/main.jspもご覧ください。

本文ここまで
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