ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 文化交流・国際交流 > 第14回国際言語文化アカデミア外部評価委員会・外国籍県民等支援事業小委員会「審議結果」
更新日:2021年3月31日
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審議(会議)速報
次の審議会等を下記のとおり開催した。
審議会等名称 |
第14回国際言語文化アカデミア外部評価委員会・外国籍県民等支援事業小委員会 |
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開催日時 |
平成28年10月8日(土曜日)13:30から15:30 |
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開催場所 |
神奈川県立国際言語文化アカデミア 104討議室 |
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(役職名) 出席者 |
(役職名)◎代表委員 ◎丸谷 士都子(NPO法人地球の木理事長) 城島 理子 ((公社)青年海外協力協会あーすぷらざ館長) 中 和子 (ユッカの会代表) |
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次回開催予定日 |
平成29年1月 |
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問い合わせ先 |
所属名、担当者名 国際言語文化アカデミア 井伊・焼石 電話番号 045-896-1091 ファックス番号 045-896-0096 |
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下欄に掲載 するもの |
議事録 |
議事概要とした理由 |
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審議経過 |
【議題1】 平成28年度講座実施状況報告に係る意見交換 〇 事務局から平成28年度の講座実施状況について講座群ごとに報告 ・ 『外国籍県民等支援ボランティア養成講座』では、入門講座への希望者が多数であること、遠方の希望者への対応として、各回定員及び年間回数の増加、出前での講座実施により対応できているといえる。 ・ 『行政サービスのための「やさしい日本語」研修講座』では、別途広報作成等により出前での実施回数が増加しており、昨年度と比べて改善されている。 ・ 『生活の自立を図るための日本語・日本社会理解向上講座』では、「はじめてのにほんご」講座は、前期実施の3回は、受講者数はそれほど多くはないものの毎回実施できたことから、後期も隔月で3回実施予定。「社会参加のための日本語総合」では、医療通訳ボランティアへの関心や国際交流ラウンジの受付など自らを活かす場を見つけ、社会につながっていくために良い効果をあげている。資格取得を目指すものとして、有償となった「介護福祉士を目指す日本語」講座は受講者数の減少が見られたが、新規の「N1取得を目指す講座」では、こういう講座がほしかったとの声も聞かれる。有償化の影響は今後も状況を見ていきたい。また、介護講座については出前でも実施予定。
〇 平成28年度講座実施状況報告に関する意見交換 (委員) 包括外部監査の結果を踏まえて有償化となったが、受講料はいくらなのか? (事務局) 他の受講料と同じく1コマ800円×回数で、視察した介護士講座の場合5回で4,000円である。 (事務局) 前回委員会の際に、他の関係機関との横の連携についてご意見をいただいたが、横浜駅西口にできた多言語支援センターの職員への研修協力を実施するなど連携を進めているところである。 (委員) 介護福祉士を目指す日本語3講座を見学して、日本語、PC、専門知識など幅広く身に着けなければならない難しさを感じた。 (事務局) EPAとそれ以外では受検時の待遇も違うという面もある。たとえ合格しても職場コミュニケーションの難しさで離職してしまうケースも多いと聞く。 (委員) 行政職員向け講座で「やさしい日本語」講座を実施しているが、行政対象に限らず広く実施していくのがよいと思う。県発行の「こんにちは神奈川」でもやさしい日本語版があるといいのでは。アカデミアから広くやさしい日本語の重要性を発信してほしい。 (事務局) 29年度は、入門講座内の講座とは別に対象を広げ独立しての講座実施を検討している。
○議題1意見まとめ ・ 外国籍県民向け講座の一部有償化の影響について今後も推移を見てほしい。 ・ 他の関係機関との横の連携をさらに広げ、サポートしていってほしい。 ・ やさしい日本語は、対外国籍県民だけではなく様々な対象にも有効であるので、もっとアカデミアからアピールをしてもらいたい。
【議題2】 平成29年度講座計画に係る意見交換 ○ 事務局から平成29年度の講座計画についての検討内容を報告 ・ 「やさしい日本語」講座を入門講座に含まれる形から対象を広げた単独講座とする。 ・ 日本語ボランティア入門講座は直前キャンセル者が多いことから、オリエンテーション講座の実施の検討。 ・ 外国籍県民向け「はじめてのにほんご」講座には、ボランティアからの口コミでの広がりもあることから継続。 ・ 教材研究については、外部資金活用も視野に入れて、やさしいコミュニケーションのための「イラストシート」の作成を計画している。これに伴い現在実施のイラスト講座は教材作成まで休止方向。 ・ ボランティア実践講座の増回。 ・ 受講したボランティア間のネットワークが充実してきていることから、これをさらに広げるような仕組みの検討。 ・ 外国籍県民の受講者間でも勉強会が出来てきていることなど、これもネットワーク化を目指して支援をすすめる。 ・ 多言語支援センターとの連携では、通訳ボランティアや受付担当職員への「仕事で使う(フォーマルな)日本語」の研修支援をすすめたい。
○ 平成29年度講座計画に関する意見交換 (委員) 日本語ボランティア、外国籍県民の受講者相互間のネットワークの広がりを感じている。外国籍県民受講者からは、ただ日本語を学ぶだけではなく生活に必要な知識を学ぶことができるのがとても良いとの話を聞いている。 (委員) 入門講座等における受講者のキャンセルの多発については、あらかじめ多く受講決定する、キャンセル者へのペナルティ等を検討してはどうか。他の施設利用等でも直前キャンセルによる問題はある。 (事務局) 議会でも、定員に対する受講者の充足率は着目されている。キャンセル者の問題については今後対応を検討する。 (委員) 「フォーマルな日本語」のニーズは確かにあると思うので検討してもらいたい。 (委員) 教材研究の「イラストシート」作成はどのように進めていくのか。 (事務局) まず教員が作成し、協力してもらえるボランティア団体で使用してもらいフィードバックを受けて完成させたいと考えている。そのうえでイラスト講座をそれに沿った形で実施したい。 (委員) 広く「コミュニケーションのためのイラスト」の講座として実施するとより重要性が示しやすいのではないか。
○ 議題2意見まとめ ・ 開所から年数が経過し、講座修了者のネットワーク化など、新しい状況に応じた対応を取り入れていってもらいたい。 ・ 講座キャンセル問題への対応を行ってほしい。 ・ イラストシート教材の作成は、発展性もあり、ぜひ進めてもらいたい。 ・ 「フォーマルな日本語」はニーズがあると思うので講座実施の検討をすすめてほしい。 ・ 「社会参加のための日本語」は他にはない意義ある講座なので今後も継続してもらいたい。 ・ 講座計画に関していろいろと検討していただいており、できるところから取り組んでもらいたい。
以 上 |
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