第17回国際言語文化アカデミア外部評価委員会・異文化理解支援事業小委員会「審議結果」

掲載日:2021年3月31日

審議(会議)結果

審議会等名称

第17回国際言語文化アカデミア外部評価委員会小委員会(異文化理解支援事業)

開催日時

平成30年6月2日(土曜日)14時40分から15時30分

開催場所

神奈川県立国際言語文化アカデミア 104研修室

出席者【会長・副会長等】

岡 秀夫(東京大学名誉教授)【代表委員】、一瀬 鉄哉(公募委員)、渡邊 慎介((学)関東学院常務理事)

次回開催予定日

平成30年10月

所属名、担当者名

国際言語文化アカデミア 西田

掲載形式

議事録

議事概要とした理由

-

審議(会議)経過


【議題】平成29年度事業実績の評価に関する意見交換

 講座群II コミュニケーション支援ボランティア養成講座 について
《事務局説明》

  • 29年度の受講実績は、目標を大きく上回っている。特に英語初歩編の受講者数が多くなってい
    るが、ニーズが高いことを受け講座数を増やしたことで、このような結果となっている。
  • 29年度は全体会議でご説明をした事情により、フランス語、中国語の受講者数が減少したが、
    今年度は対応策を取ったことで復調しており、順調に進むと考えている。
  • 英語講座受講者への成果指標Can-do調査アンケートについては、質問項目に具体的な英文例を記載して回答いただいており、以前に比べ信頼性のおけるものになっていると思う。
  • 英語初歩編の教材はホームページに掲載しているが、前回の外部評価委員会でご指摘のあった音声データについては現在作成中である。今年度中に対応を図るとともに、内容の見直しについても実施したい。また、基本編の教材についても、今後3年計画で作成していきたいと考えている。

《意見交換内容》
(一瀬委員)自己評価の中で、「講座修了者が必ずしも実践活動に結び付いていない状況への対応」とあるが、これから対応を行っていくということか。
(事務局)これまでも課題として挙がっており、受講中から意識を高めてもらえるよう、講座内でも啓発や情報提供を行うことで、実践活動につながるよう努力している。
(一瀬委員)記載にあるとおり、地球市民かながわプラザとの連携を中心に行ってきたということでよいか。
(事務局)29年度は「講座『修了者』のつどい」に加え、新たに「講座『受講者』のつどい」を設けた。「修了者のつどい」は内容を変更し、すでに活動している実践者の方々の活動内容の紹介や、外国籍県民への支援についての具体的な説明を行い、実践活動へ意識を向けていただくよう実施した。
 また、今後のラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックのボランティア募集に関する情報提供も講座内で行っている。また、修了者に対する情報提供についても、現在検討しているところである。

《まとめ》

  • 29年度受講者数が減少したフランス語、中国語の講座についても、今年度は対応策がとられ順調に進んでいるようである。
  • 教材作成の取組みについては、英語教材をホームページへ掲載するとともに、今後改訂版の作成や音声データの掲載も検討しており、引き続き取り組んでいただきたい。
  • ボランティア養成に求められる内容が、語学だけでなく知識、教養、情報といったものが必要になっているが、講座内で情報発信を行うなど、有機的な連動がうまくいっているようであり、今後もさらに発展させていただきたい。
  • 講座受講レベル、目標レベルについても現状に合わせた見直しがなされた。

講座群III 行政職員コミュニケーション能力向上講座
講座群IV 青少年向け異文化理解・コミュニケーション能力向上講座
《事務局説明》

  • 行政職員向け講座については、職員が様々な場面で英語を利用するニーズに対応しており、高評価をいただいている。今後もさらに満足度が上がるよう、職員キャリア開発支援センターと連携しながら改善を図っていきたい。
  • 青少年向け講座については、内容や実施時期などで様々な対応を行ったものの、実績に結び付かなかった現状を踏まえ、今年度は休止し、今後の見直しに向け、内容、実施時期や周知方法についてさらに検討していくこととした。

《意見交換内容》
(渡邊委員)県職員に対する講座というのは、1回にどの程度の時間行うのか。
(事務局)通常、県職員への研修は半日または1日単位で行っている。
(岡委員)英語研修とグローバルコミュニケーション研修の対象は同じなのか。
(事務局)英語研修は英語を使用する部署の職員が参加しており、具体的な場面に応じた研修を実施している。グローバルコミュニケーション研修は県職員全体に募集を行っており、多様な職場からの参加がある。
(岡委員)様々な県職員のニーズに合わせるのが難しい面もあるのではないか。
(事務局)受講者のアンケート調査から、求められているものをある程度把握して行っている。
(岡委員)英語研修とグローバルコミュニケーション研修の色分けはどうなっているのか。
(事務局)英語研修は特定の場面での英語対応についてネイティブの講師が指導し、グローバルコミュニケーション研修は文化によるコミュニケーション・スタイルの違いなどについて、日本人講師が教える講座となっている。グローバルコミュニケーション研修は、異文化コミュニケーションを中心に行っているが、29年度は内容を一部変更し、窓口対応等における具体的な場面での異文化理解に役立つ内容を加えた。具体的には、多文化社会マレーシアの事例を紹介し、イスラムへの理解など役立つ内容だったという評価をいただいている。
(岡委員)青少年向け講座については、実績に結び付かなかったということだが、どのような改善策があると考えているか。また、再開する場合はアカデミアでの開催を考えているのか。
(事務局)現在、内容や実施時期について検討を行っている。アカデミアの周知が目的なので、出前講座ではなく、基本的には当所での開催を考えている。

《まとめ》

  • 行政職員向け研修については、英語研修では職員のニーズに合ったものを実施し、満足度が高いものとなっている。グローバルコミュニケーション研修では職員の国際理解を深めることで、文化摩擦が減ることも期待される。
  • 青少年向け講座については、どのようなテーマが高校生の関心を引くのか、参加しやすい時期はいつか、検討を重ねていただき、より多くの高校生が参加できるようにしていただきたい。

以 上