第21回国際言語文化アカデミア外部評価委員会・異文化理解支援事業小委員会「審議結果」

掲載日:2021年3月31日

審議(会議)結果

審議会等名称

第21回国際言語文化アカデミア外部評価委員会・異文化理解支援事業小委員会

開催日時

令和元年10月4日(金曜日) 10時00分から11時30分

開催場所

神奈川県立国際言語文化アカデミア 202討議室

出席者【会長・副会長等】

岡 秀夫(東京大学名誉教授)【代表委員】、田倉 保(公募委員)、渡邊 愼介((学)関東学院常務理事)

次回開催予定日

令和2年1月~2月

所属名、担当者名

国際言語文化アカデミア 西田

掲載形式

議事録

議事概要とした理由

審議(会議)経過

【講座視察】「外国語を使ってボランティアを目指すためのスペイン語基本編」(中島ベルナルド講師)
【議題1】 令和元年度事業実施状況報告に関する意見交換
「コミュニケーション支援ボランティア養成講座」
《事務局説明》
・ 計画時にお示しした課題とそれに対する講座編成方針に基づき実施している。大きな変更点はなく、今のところ予定通り進んでいる。
・ 英語初歩編は受講希望者が多く、講座だけでは対応しきれないため、自習用の音声動画付きWEB 教材を作成し、周知している。初歩編については昨年度中にアップしているが、昨日、初歩編をより使いやすくした修正版及び基本編1についても音声動画を含めてアップした。まだ修正が必要なところもあるが、神奈川に特化した内容となっている。当所ホームページからご覧いただけるので、ぜひご確認いただきたい。基本編2についても引き続き作成していく予定である。
・ 実施状況について特段の問題はないが、「ボランティアを目指すための講座各編2」や「アジア・南米の言語フォローアップ編」は基本的に欠員分の募集となるため、応募人数も少なくなっている。
《意見交換内容》
(岡委員) 受講者の性別や年齢などの分布はデータとしてあるのか。
(事務局) 講座最終日のアンケートで性別・年代を記入いただいている。
(岡委員) 特徴などはあるか。
(事務局) 平日はどうしても来られる方が限られており、男性であれば年齢層が高め、女性はそれに加え子育ての一段落した主婦の方などが多い。土曜日は現役で働いている方も多く来ている。また、英語の講座には高校生が3名受講している。
(岡委員) 平日に来られない方の受皿として、土曜日の講座を充実するということはあるのか。
(事務局) 講座編成方針でも、受講対象者の範囲が広い講座や、複数のクラスを設置する講座は適宜土曜日・日曜日に開講することとしており、実際にできるだけ多くの講座を土曜日に実施している。日曜日については、次の日は仕事や学校ということもあり、長期講座は人が集まりにくく、イベント的なものを開催することにしている。
(田倉委員) これまで平日夜間に実施したことはないのか。
(事務局) 人員的な制約もあり実施していない。終了時間が8時、9時になり、どれくらい参加いただけるか未知数である。
(田倉委員) 夜間は時間を短くするなどしてはどうか。本郷台という場所的な問題もあると思う。
(岡委員) サテライト教室はないのか。
(事務局) 予算が必要となり、場所の確保が難しい。
(田倉委員) インターネットを利用して自宅から参加でき、さらに双方向的なものがあるといいと思う。
(事務局) そういう形だとマンツーマン的になってしまう。英語に関しては自習用WEB 教材を利用し、それぞれで学習いただければと考えている。
(岡委員) WEB 教材のアクセス数はどれくらいあるのか。
(事務局) 今年4月以降で月200 から300 件程となっている。また、初歩編受講者、抽選による落選者にも周知している。
(田倉委員) 高校生が受講しているとあったが、公立高校の外国語教員にPRできるといいのではないか。
(事務局) 必要に応じて教員研修部会に協力してもらうということになると思う。
 

「行政職員コミュニケーション能力向上講座」
《事務局説明》
・ 県の職員キャリア開発支援センターが行う職員研修の一環として、要望に合わせた内容で実施している。
・ 内容としては、ネイティブ教員による英会話研修と異文化理解のためのグローバルコミュニケーション研修があり、今年度は6講座を実施予定で、すでに3講座を実施している。
《意見交換内容》
(渡邊委員) 10 月2日に実施している発展レベルは応募が多いようだが、基本レベルだけでなく発展レベルを増やしてもいいのではないか。
(事務局) 昨年度までは発展レベルも2講座あったが、昨年度は受講者数が少なかったため、今年度は1つにまとめたという経緯がある。年により受講者数にばらつきがあるため、キャリアCが講座数を調整している。
(岡委員) 行政職員の特定のニーズに対応した講座ということになるのか。
(事務局) 基本レベルは窓口対応や電話応対、簡単なレター・メール対応、発展レベルはプレゼンテーションやディスカッションができる能力を目指している。
(田倉委員) 受講に際してはTOEIC の点数など、参加条件があるのか。
(事務局) 条件を設けてはいないが、英会話研修はネイティブ教員が英語で講座を進めると記載しており、基本的な英会話ができない方は難しいと思われる。対象としては、国際的な分野など英語を業務で使用する所属の職員を想定している。グローバルコミュニケーション研修は異文化理解がメインなので、興味がある方は誰でも申し込める。
 

「青少年向け異文化理解・コミュニケーション能力向上講座」
《事務局説明》
・ 昨年度は休止して、多くの高校生が集まるような内容・時期等の検討を行った。
・ 計画時にもお示ししたが、現在も将来も役立つという視点から、英語リスニング・スピーキングの実践的な内容に異文化理解を加味した講座を3講座実施し、時期としては高校生が参加しやすい1学期終了直後の日曜日とした。
・ 広報については、教育委員会・県内高校へのチラシの送付や、教員研修部会の協力を得て研修参加者への周知を実施した。
・ 内容としては、1講座目はリスニング中心、2講座目はスピーキング中心、3講座目はネイティブ教員による応用的なものとした。
・ 応募は75 名あったが、参加人数としては延48 名であった。2、3講座目から参加予定で申し込みをしたが、実際は来なかった生徒が多かったようだ。
《意見交換内容》
(岡委員) 来なかった生徒が多かったということだが、無料なら行かなくてもいいという気になってしまうのではないか。
(事務局) 有料だと申し込んでくれないのではないかということもあり、難しいところである。
(田倉委員) それぞれ何時から開始なのか。
(事務局) 高校の授業に合わせて各50 分で、13 時30~14 時20 分、14 時30 分~15 時20 分、15時30 分~16 時20 分となっている。
(田倉委員) 午前に受けたあと午後は遊びに行けるので、午前に実施したほうが良かったかもしれない。
 

《まとめ》
・ 「コミュニケーション支援ボランティア養成講座」に関しては、いくつか受講者が少ないものもあるが、全般的に順調に進んでいる。
・ 英語のWEB 教材の作成及びホームページへの掲載により、自習用教材として効果を上げていると思われる。新たに基本編Ⅰを作成したということで、今後もより良いものとするために改善を図っていただきたい。
・ 平日に受講できる方は限られており、受講できない方の受皿として、できるだけ土曜日に講座が実施されている。
・ 「行政職員コミュニケーション能力向上講座」については、ニーズに合った効果的な研修が行われている。
・ 「青少年向け異文化理解・コミュニケーション能力向上講座」については、高校生を引き付けるため時期や内容を検討し、実践的な内容で実施している。申し込んだが来なかった生徒がいたということで、その対策等を含めてより効果的な方法を検討いただきたい。
 

【議題2】 令和2年度講座計画に関する意見交換
《事務局説明》
・ アカデミア廃止後、異文化理解支援事業についてはかながわ国際交流財団に事業を移管するという方針になっているが、移管後どのように実施していくかは本庁を中心に検討中であり、来年度の計画はそれを見据えて作成することになる。現時点では来年度の具体的な計画はお示しできない状況であるが、委員の皆様からの自由なご意見をいただきたい。
《意見交換内容》
(渡邊委員) 来年度も組織が存続するならば、例年通り実施するしかないのではないか。
(岡委員) 来年度は、廃止後どうするかを模索しながら行っていくことになると思うが、いずれにしても県としての方向性が決まるのを待つということになる。

以上