東京湾沿岸高潮浸水想定検討会の検討結果について

掲載日:2018年8月10日
2018年08月10日
記者発表資料

平成27年の水防法改正により、想定し得る最大規模の高潮に対する避難体制等の充実・強化のため、浸水想定区域を公表する制度等が新たに創設されたことから、本県では、平成28年度から、学識経験者等で構成する「東京湾沿岸高潮浸水想定検討会」(以下「検討会」という。)により、技術的な検討を進めてまいりました。今般、本格的な台風シーズンを迎えることから、速報値として検討会の検討結果を公表します。

1 検討の背景

これまで国内外での大規模な高潮被害が発生していることを踏まえ、国では想定し得る最大規模の高潮による浸水区域を明らかにし、避難体制等の充実・強化を図ることを目的として、平成27年に水防法を改正しました。本県では、地盤が低く、地下街なども多いことから、高潮により大きな被害が発生するおそれの高い東京湾沿岸を先行して検討することとし、平成28年12月に設置した検討会において、海岸工学等の専門家から助言をいただきながら、技術的な検討を進めてまいりました。

2 東京湾沿岸高潮浸水想定検討会の検討結果について

検討会では、台風の規模や経路などの条件設定などについて整理した上で、想定し得る最大規模の高潮により氾濫が発生した場合に浸水が想定される区域、浸水深などのシミュレーション結果を取りまとめました。
現在、県では沿岸市と避難対策等に関し協議する場として、「東京湾沿岸高潮浸水想定連絡会」(以下「連絡会」という。)を設置し、東京湾沿岸の神奈川県区間における「高潮浸水想定区域」の指定に向けて、協議・調整を開始したところですが、災害リスクを県民の皆様にお伝えするため、検討会の検討結果を公表します。

※ 東京湾沿岸高潮浸水想定検討会の検討結果については、下記ホームページをご参照ください。
・「東京湾沿岸高潮浸水想定検討会について」(県砂防海岸課ホームページ)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/jy2/takashio.html

3 今後の取組

今後は、連絡会において協議・調整を進め、東京湾沿岸(神奈川県区間)について、避難勧告の発令判断に資する「高潮特別警戒水位(高潮による災害の発生を特に警戒すべき水位)」の設定や、水防法に基づく「高潮浸水想定区域」の指定を行い、より詳細な浸水状況を把握できる図面を公表してまいります。沿岸市では、指定後、地域防災計画を変更し、高潮浸水想定区域におけるハザードマップを作製する予定です。
なお、相模灘沿岸については、県では、沿岸市町と連携し、平成30年度から検討に着手し、早期の検討結果公表、区域指定等を目指してまいります。

問合せ先

県土整備局河川下水道部砂防海岸課

課長 峯村
電話 045-210-6500

なぎさグループ 荒井
電話 045-210-6514