東京湾沿岸における高潮浸水想定区域の指定等について

掲載日:2019年4月19日
2019年04月19日
記者発表資料

2015年の水防法改正により、想定し得る最大規模の高潮に対する避難体制等の充実・強化のため、高潮による浸水想定区域を公表する制度、及び海岸の水位により浸水被害の危険を周知する制度が創設されたことから、本県では、2016年から高潮浸水想定区域の指定に向けた検討を進めてまいりました。
このたび、東京湾沿岸(神奈川県区間)において、高潮浸水想定区域の指定ならびに高潮特別警戒水位を設定しましたので、お知らせします。

1 背景

これまでに国内外で大規模な高潮被害が発生していることを踏まえ、国では想定し得る最大規模の高潮による浸水区域を明らかにし、避難体制等の充実・強化を図ることを目的として、2015年に水防法を改正しました。本県では、東京湾沿岸を先行して、2016年度から技術的な検討を進め、2018年8月に高潮浸水シミュレーションの結果を公表し、その後、沿岸市と連携し、県民の避難の目安となる高潮特別警戒水位の検討を進めてきました。

2 高潮浸水想定区域について

東京湾沿岸において、想定し得る最大規模の高潮により浸水する範囲について、より詳細な地点での、浸水の深さ(浸水深)、浸水が継続する時間(浸水継続時間)を明らかにしましたので、これに基づき、高潮浸水想定区域を指定するとともに区域図を公表します。
※ 東京湾沿岸高潮浸水想定区域図については、次のホームページや県砂防海岸課、県政情報センターにおいて、閲覧できます。
・ 「東京湾沿岸における高潮浸水想定区域について」(県砂防海岸課ホームページ)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/jy2/takashio/tokyo-bay.html

3 高潮特別警戒水位について

高潮浸水想定区域の指定に伴い、県民の皆様の避難に資する情報を的確に提供していくため、高潮による浸水の危険があり、特に警戒が必要となる水位として、新たに高潮特別警戒水位を設定しました。
海岸の水位が高潮特別警戒水位に達した場合には、県は高潮氾濫危険情報(避難勧告等における警戒レベル4相当情報)を発表し、報道機関等の協力を得てお知らせすることとなりますので、高潮浸水想定区域図に示した浸水深さ等を参考に、堅牢な建築物内の浸水が及ばない、より高い場所で安全を確保するなど、速やかに適切な避難行動をとってください。

4 今後の取組

今後、県は、沿岸市が取り組むこととなる高潮ハザードマップ等の作成など、具体の避難対策について、技術的な支援を行ってまいります。
なお、相模灘沿岸については、2018年度から検討に着手しており、2019年度末頃の区域指定等を目指します。

問合せ先

神奈川県県土整備局河川下水道部砂防海岸課

課長 峯村
電話045-210-6500

なぎさグループ 荒井
電話045-210-6514