「津波浸水想定」について(平成27年3月)
津波浸水想定について
津波浸水想定の設定について
これまで本県では、東北地方太平洋沖地震の教訓を踏まえ、平成24年3月に、津波浸水予測図を公表し、津波対策に取り組んできました。
そうした中で、平成25年12月に、内閣府が設置した「首都直下地震モデル検討会」から、発生頻度が2千年から3千年あるいはそれ以上とされる、相模トラフ沿いの最大クラスの地震など、最新の科学的知見が示されました。
このため、国の新たな知見を取り入れ、県民のいのちを守ることを目的として、想定外をなくすという考えのもと、神奈川県沿岸に最大クラスの津波をもたらすと想定される、9つの地震を対象として津波浸水予測を見直し、平成27年2月27日に本県の沿岸地域における「津波高さ」または「浸水域」が最大となる、合計5つの地震による「津波浸水予測図」を公表しました。
これらの津波浸水予測図を基に、「浸水域」と「浸水深」が最大となるよう重ね合わせた図面(津波浸水想定図)を作成し、「津波防災地域づくりに関する法律」に基づく「津波浸水想定」を設定しました。
津波浸水想定図(「浸水域」と「浸水深」が最大となるよう重ね合わせた図面)
津波浸水想定図
津波浸水想定について(解説)[PDFファイル/1.76MB]
※「津波浸水想定について(解説)」については、平成27年6月22日の一部修正を反映しています。
平成27年6月22日の修正概要
e-かなマップ
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今後の取組み
今後は、「津波浸水想定」を踏まえ、県と市町が連携して、津波による災害から住民等の生命を守るための対策に、取り組んでまいります。
その際、浸水域の状況など、地域の特性に応じて必要な場合には、段階的に対策を進めるなど、より効果的な取組みについても、検討していきます。
9つの地震を対象とした津波浸水予測の見直し結果について
津波浸水予測図(9つの地震ごとの予測図)
津波浸水予測の見直しの対象とした9つの地震ごとの津波浸水予測図は、以下のページでご覧になれます。
津波浸水予測図のページ
※「津波浸水予測図」については、平成27年3月10日と平成27年6月22日の一部修正を反映しています。
平成27年6月22日の修正概要