調査・研究業務

掲載日:2018年1月5日

画像 磯根の調査状況磯根の調査状況

現在取組んでいる調査・研究業務

  • 定置網の研究 定置網の漁獲物の安定供給と有効利用の推進、ロボット技術などによる作業の軽減化、急潮(海中で起こる急な流れ)に遭遇しても破損しない定置網の開発を行っています。
    また、定置網で漁獲される魚や海況に関する調査・研究を行っています。

 

  • 漁場環境の研究 アワビ・サザエ等の生育に重要な藻場(磯根)に関する調査・研究や、洪水の影響で荒廃した酒匂川河口域をはじめとした相模湾の主要河川河口域の底質や底生生物の調査のほか、茅ケ崎市や平塚市などの海岸で養浜事業が漁場環境に与える影響について調査しています。
    磯根資源研究パンフレット[PDFファイル/280KB]
    サーフ調査の状況はこちらです。
     
  • 漁業資源の研究 日本の200カイリ内排他的経済水域内で漁獲される特に重要な魚種のうち、定置網漁業でよく獲れるマアジとブリについて資源の状態や今後の動向について、国や他都県の研究機関と連携しながら調査・研究を行っています。

画像 実体顕微鏡による検鏡実体顕微鏡による検鏡

当場では、農林水産関係試験研究構想 水産の部に基づき、調査船、観測ブイ、ROV(水中カメラ)、回流実験水槽、ドローン、各種顕微鏡などの観察機器、採泥器、プランクトンネット、流向流速計などを有効かつ効果的に用いて、調査・研究業務を推進しています。

船舶を使用する調査については、調査船のページでご紹介していますので、そちらをご覧ください。
漁業調査指導船「ほうじょう」
船外機船「はやかわ」

これらの業務を推進する上で、国及び県等の研究機関、大学、民間企業と連携して調査・技術開発をおこなっています。

これまでの調査・研究結果等は、水産技術センターのウェブサイト内の「神奈川県水産技術センター業務概要・業務報告」水産技術センター研究報告でご覧いただけます。


定置網漁業への貢献

画像 ドローンによる定置網空撮ドローンによる定置網空撮

相模湾は、沖に伊豆諸島を望み、黒潮の恵みを受け、また、水深1000mを超える深さを持つなど、豊かな海洋条件がそろい、回遊魚をはじめとする水産資源に恵まれています。
特に定置網漁業は全国有数の規模、内容を誇り、神奈川県の沿岸漁業生産量の6割以上を占めています。
その歴史は、江戸時代にまで遡り、昭和30年代までは、ブリ漁業で全国にその名を轟かせていました。
今日でもアジ、サバ、イワシを中心として、皆様の食卓を彩る魚たちを毎日水揚げして食料の安定供給に貢献しています。
大型定置網は、網の水深60m、長さ400mに達し、総工費は5億円を超えます。
相模湾試験場では、庁舎内に「急潮による定置網被害を防ごう」の標語を掲げ、定置網の急潮(早い流れ)や台風等による被害を防止するための対策実験等を進めています。
県内定置網漁業の安定に貢献するため、江之浦沖に観測ブイを設置してリアルタイムデータを提供しています。

相模湾の定置網漁業に関する詳細な説明はこちらをご覧下さい。

定置網研究に関するパンフレット[PDFファイル/291KB]

 

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