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更新日:2021年6月25日

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飲食店向け協力金の支給事務における個人情報の流出と誤払いの発生について

2021年06月25日
記者発表資料

新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金第5弾(飲食店向け協力金)の審査事務において、申請者A氏の個人情報が、同姓同名の申請者B氏に閲覧できる状況となっていたことが判明しました。また、本来B氏に支払われるべき協力金が、A氏に支払われていることも判明しました。関係者の皆様に深くお詫びするとともに、今後はこのような事故を起こさないよう、再発防止に努めてまいります。

1 概要

同姓同名のA氏の申請者情報を、B氏の情報として誤ってシステムに入力してしまい、B氏にA氏の個人情報が、令和3年6月10日から24日14時30分頃まで閲覧できる状態となっていた。また、この誤った情報により、本来B氏に支払われるべき協力金(156万円)が、A氏に支払われていた。

2 経緯

  • 6月10日
    協力金第5弾の審査において、B氏の振込口座がB氏名義でなかったため、B氏の協力金第6弾の申請者情報を転用してシステムの修正入力を行う旨、B氏の関係者から了承を得た。そして、実際に修正入力をする際に、誤って同姓同名のA氏の個人情報(口座情報、生年月日、住所、電話番号)を入力してしまった。
  • 6月24日
    B氏の関係者からの連絡により、A氏の個人情報が閲覧できる状況であることが判明した。

3 原因

本来ならば、本人の正しい情報であるかどうかを、営業許可証や屋号など他の申請項目と照合すべきところ、そうした確認が不十分なまま、氏名が同一であることのみをもって、本人と錯誤し、別人物の情報をシステムに入力してしまったため。

4 対応

  • B氏に閲覧可能となっていたA氏の個人情報をシステム上から直ちに削除した。
  • 個人情報が流出したA氏に対しては、6月25日9時20分頃、電話で経過を報告するとともに謝罪し、ご理解をいただいた。
  • A氏の個人情報を閲覧したB氏に対しても、6月24日14時30分頃、電話で謝罪し、ご理解をいただいた。
  • 本来、B氏に支払われるべき協力金(156万円)が、A氏に支払われていたため、A氏に対し返還を依頼し、手続きを実施中。
  • B氏に対する協力金の交付手続きを実施中。

5 再発防止策

審査担当職員に対して、システムへの情報入力の際は十分注意するとともに、必ず複数人でチェックするよう改めて徹底する。

問合せ先

神奈川県産業労働局新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金対策チーム

村上・竹氏
電話 080-7583-7441

神奈川県産業労働局中小企業部中小企業支援課

課長 和泉
電話 045-210-5550

 

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このページの所管所属は産業労働局 中小企業部中小企業支援課です。