県営住宅のアスベスト一斉点検を実施しました

アスベストの飛散はないことを確認しました。

神奈川県は、アスベスト対策工事を実施済みの県営住宅(5団地505戸)について、一斉点検を実施したところ、天井と壁の間に僅かな隙間が生じている等の軽微な損傷がありました。念のため、アスベスト粉じん濃度測定を実施し、アスベストの飛散はないことを確認しました。

1 一斉点検の結果

調査日:平成29年6月27日から8月22日

団地名 対象住戸等 点検結果
千丸台団地(1から9、12から14号棟) 328戸 軽微な損傷住戸あり(89戸)
久末団地(12号棟) 32戸 軽微な損傷住戸あり(4戸)
亀井野団地(1から11日、16から18号棟) 67戸 軽微な損傷住戸あり(9戸)
鶴ヶ丘団地(1から3、テラス棟) 78戸 損傷住戸なし
河原町団地(共用廊下4、6、8号棟) 共用廊下 軽微な損傷あり
合計 505戸  

2 アスベスト粉じん濃度測定の結果

調査日:平成29年8月22日

 軽微な損傷があった住戸(千丸台団地、久末団地)及び共用廊下(河原町団地)においてサンプル調査を実施

調査結果:いずれも、アスベスト繊維数濃度は定量下限値(※)未満

 (※)測定機器が分析できる最小値

3 補修工事の実施

天井の吹付材は薬剤で固められており、直ちにアスベストが飛散する恐れはありませんが、今後の使用に当たって安全を確保するため、入居者と工事日程を調整のうえ、速やかに、補修工事(シーリング充填等)を実施します。

4 アスベスト相談窓口の受付状況

平成29年6月14日から、相談窓口(住宅営繕事務所(施設管理課)電話045-311-8110)を開設し、8月28日まで計135件の相談を受け付けました。

(引き続き、相談を受け付けています。)

相談内容 件数
県営住宅でのアスベスト使用状況について 70件(49.0%)
県営住宅以外(民間)での使用状況について 39件(27.2%)

健康面について(⇒保健所やアスベスト専門外来を紹介)

26件(18.2%)
一斉点検について 5件(3.5%)
対策工事について 3件(2.1%)

(重複形状があるため相談件数と一致しません)