春注目の感染症

掲載日:2018年3月8日

桜のイラスト春は、暖かくなりインフルエンザなども終息に近づきますが、油断は禁物です。朝晩と日中の寒暖差があるほか、生活リズムの変化などで体調を崩しやすいので注意しましょう。

 

麻しん(はしか)

麻しんは例年春から秋にかけて流行し、感染力が非常に強いことが特徴です。2歳未満の小児で発症が多く見られ、主な症状は2峰性の発熱(下がってから再度発熱)とその他のかぜ症状(咳、鼻水)および発疹(鮮紅色)です。治療は対症療法が中心で、合併症を起こさなければ、通常7から10日程度で回復します。しかし、肺炎、脳炎、中耳炎などの合併症が致命的となりうるのが、麻しんの怖いところです。

予防のためには、ワクチン接種が極めて重要です。お母さんから受け継いだ抗体(免疫)の効果が消失する1歳を過ぎたら、速やかに接種しましょう。

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風しん(三日はしか)

風しんは春から初夏にかけて多く見られる傾向にありますが、次第に季節性が薄れてきているようです。

発熱、発疹、リンパ節腫脹の3つが特徴的と言われていますが、症状がすべてそろわない場合もあります。麻しんと症状が似ていますが、程度は軽く、合併症(脳炎など)がない限り3から4日程度で治るため、「三日はしか」とも呼ばれています。

風しんで最も怖いのは、免疫を持たない妊婦さんが初めて風しんにかかり、お腹の中のお子さんにも感染し、「先天性風しん症候群」という先天異常(先天性心疾患、難聴、白内障など)を高率に引き起こしてしまうことです。

男女ともにワクチンを接種し、風しん流行を抑制することが望まれますが、特に妊娠可能年齢に達した女性は、妊娠前に免疫を確実に獲得しておくことが重要です。

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伝染性紅斑(りんご病)

発熱などのかぜ症状に続き、7から10日後に頬の赤い発疹や手足の網目状の発疹などが見られる感染症です。典型的な症状が見られず、風しんとの鑑別が難しくなる場合もあります。

感染経路は、インフルエンザなどと同様に、咳やくしゃみによる飛沫感染やウイルスが付着した手で目、鼻、口を触ることによる接触感染です。かぜ症状が見られる時期に感染力が最も強くなり、頬の発疹が出現する時期にはほとんど感染力がありません。

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