夏注目の感染症

掲載日:2018年3月8日

朝顔のイラスト夏は、食中毒が流行する季節です。生ものを取り扱う際には十分な加熱手洗い、消毒を心がけましょう。また、最近話題になっている、蚊が媒介する感染症は、虫除けスプレー等で予防することができます。水分、塩分をこまめにとって、楽しく夏をすごしましょう。

手足口病

手足口病は夏季に幼児を中心に流行が見られ、口腔粘膜、手の平、足の裏などに現れる赤い水疱性の発疹が特徴です。

原因ウイルスは、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどです。発疹や発熱などの症状が通常1週間程度で治癒しますが、稀に髄膜炎や脳炎などの合併症を併発することがあります。治療は対症療法が中心で、口腔内の痛みにより水分不足にならないように注意が必要です。

感染経路は接触感染、飛沫感染で、こまめな手洗いが予防のために最も重要です。症状回復後も2週間から1ヶ月程度便中にウイルスが排泄され続けるため、特にトイレの後は丁寧な手洗いを行いましょう。

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ヘルパンギーナ

流行時期、好発年齢、原因ウイルス、治療など手足口病と共通する部分が多いですが、手足口病のような手や足の発疹は見られず、手足口病に比べやや後方寄りの口腔粘膜に水疱性の発疹が認められることが特徴です。

流行シーズンにおいては、手足口病、ヘルパンギーナを同時に併発する可能性もあります。

ヘルパンギーナの情報をもっと詳しく【国立感染症研究所】

咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱は、夏季を中心に流行し、プールを介する感染が見られることから「プール熱」とも呼ばれています。発熱や喉の痛みなどの風邪症状に加え、結膜の炎症(充血)が見られることが特徴です。感染経路には、プールを介した感染の他、咳やくしゃみによる飛沫感染、手指を介した接触感染があります。こまめな手洗いが予防対策として重要です。また、プールを利用する前後にはシャワーを浴び、タオルは自分専用のものを使用しましょう。

咽頭結膜熱(プール熱)の情報をもっと詳しく【国立感染症研究所】

腸管出血性大腸菌感染症

腸管出血性大腸菌感染症は、年間を通して見られますが、特に夏季に多く発生します。

O(オー)157 などのべロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌によって汚染された食物を経口摂取することによる食物感染のほか、ヒトからヒトへの二次感染があります。症状は、無症候性から軽度の下痢、激しい腹痛、頻回の水様便、血便のほか、時に溶血性尿毒素症候群という重篤な合併症を併発することがあります。

感染予防策として、食事前、トイレの後などの手洗い励行のほか、食品の十分な加熱や冷温保存、調理後には速やかに食べきる心がけも大切です。

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