全国的に麻しん患者が発生しています

掲載日:2018年3月8日
麻しんは「はしか」とも呼ばれ、麻しんウイルスにより人から人へうつる感染症です

麻しんは、感染力が非常に強く、怖い病気です。合計2回の予防接種を早めに受けましょう。

第3期(中学1年生)・第4期(高校3年生相当年齢)への無料接種事業は、平成25年3月31日で終了しましたが、幼児期に2回の接種を受けていない方は、合計2回の接種を受けるようお願いします(接種履歴は、母子手帳に記載されています)。

麻しん風しん混合ワクチンであれば、麻しんと併せて、風しんに対する免疫の獲得が期待できます。

平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。現在発生している麻しんは、海外由来型のウイルスによるものです。海外で感染してから日本で発症し、国内で感染が広がる例がみられています。

麻しんについてのQ&A

麻しんってどんな病気?

麻しんウイルスによる感染症で、とても感染しやすい病気です。

感染すると約10から12日間の潜伏期を経て、熱や咳、鼻水などの風邪のような症状がでます。

目やにや目が赤くなることもあります。全身に赤い発しんや、口腔内に白色の小斑点(コプリック斑)が出ます。発しんは茶色くなってしばらく痕が残ります。発熱は1週間くらい続き、40℃近くなることも少なくありません。

麻しんにかかると麻しんそのものの重症化や、肺炎や脳炎などの合併症をおこして重症になり命を落とすことがあります。免疫がないと、大人もかかります。

怖い麻しんの合併症について

麻しんにはさまざまな合併症があります。

肺炎や中耳炎を併発した場合、そのうち10人に1人は入院するほど重症化します。

特に、麻しん後脳炎を発症すると、持続性の発熱、けいれん、意識障害といった重篤な症状をもたらすほか、麻痺などの後遺症が残る場合があり、死亡率も50%と非常に危険です。なお、麻しんによる二大死因は脳炎と肺炎で占められています。

麻しん後脳炎は神奈川県でも事例が報告されています。非常に警戒が必要です。

麻しんにかからないためにはどうしたらいいの?

予防接種を受けることです。

実際に麻しんにかかった患者さんは、予防接種の未接種者が多く、接種回数が1回の方もあります。

予防接種をすることで、麻しんに対する抵抗力がつき、多くの人が麻しんにかからないか、かかっても病気が軽く済むようになります。

また、予防接種を接種後、長い期間が経過している場合は免疫力が弱くなっていることもありますので、不安な方は予防接種を受けた方が良いか医師に相談してください。合計2回接種が勧められます。麻しんの感染または過去の麻しんの予防接種によってすでに免疫を持っている方が再度接種を受けても、特別な副反応がおこるなどの問題はありません。そのような方の場合、予防接種を行うことで麻しんに対する免疫をさらに強化する効果が期待されることもあります。

予防接種の時期

  • 第1期 生後12か月から24か月未満の間
  • 第2期 5歳以上7歳未満で小学校就学の始期に達する1年前の間

予防接種を受ける前に

  • 体調が良い時に受けましょう。当日の健康状態に不安があるときは、かかりつけの医師に相談しましょう。
  • お住まいの市町村が配布している説明書をよく読んでから受けましょう。

家族や兄弟にも感染するの?

麻しんにかかっていない家族・兄弟にも感染します!

長期間学校や仕事を休まなくてはならなかったり、予定していた合宿や修学旅行なども行けません。

進学や就職の時に必要になってきました!

大学への進学の際、必ず予防接種をしてから入学するように通知を行う大学が増えてきました。

医療・福祉や教育・保育関係などの職業につく人には、自らが感染源にならないよう麻しんや風しんに対する免疫を持っていることが求められます。最近は、一般への企業の就職の際にも、予防接種をしてから入社するようにいわれることもあるようです。

また、麻しんは受験シーズンの冬から流行します。麻しんになってしまうと、十分に力を発揮できなくなるばかりか、受験そのものができなくなることもあります。

過去に麻しんや風しんにかかったことが明らかでない方は、合計2回の予防接種を済ませておきましょう!

海外で麻しんにかかると…

アメリカやカナダ、韓国などは麻しん対策が進んでいて、「はしか(麻しん)の患者は国内にいない」と宣言しています。これらの国の滞在中に麻しんにかかると、感染の拡大防止のために発生した本人だけでなく、同行者の移動も厳しく制限されることもあり、非常に大変です。

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問い合わせ先

神奈川県厚木保健福祉事務所 保健予防課
電話 046-224-1111(代表) 内線3226から3228、3239
ファックス 046-221-4834
〒243-0004 厚木市水引2-3-1 厚木合同庁舎3号館

※厚木保健福祉事務所(本所)の所管は、厚木市・海老名市・座間市・愛川町・清川村です。大和市・綾瀬市は、厚木保健福祉事務所 大和センターの所管です。