気になる!?隣の社食ごはん

掲載日:2019年6月12日

気になる!?隣の社食ごはん

気になる隣の社食ごはんのページ

気になる社員食堂をちょっとのぞいてみませんか?
社員食堂は、社員の皆さんが毎日のように利用される場所です。
1日1回の利用であったとしても、長い期間利用されれば、そこで食べる食事がその方の栄養・健康状態に大きく関係してきます。

また、社員食堂は街のレストランとは違い、そこで食事をされる方々が特定できる(年齢や性別、仕事の内容などが分かる)という特長があります。
その特長を生かし、社員食堂を上手に使って社員の健康づくりをサポートしている事業所もあります。

このページでは神奈川県厚木保健福祉事務所の地域(厚木市、海老名市、座間市、愛川町、清川村)にある社員食堂の取り組みをご紹介します。
事業所間での情報共有を目的としていますが、このページにお越しいただいたすべての方の未病改善や食育の実践に役立てていただれば幸いです。

ランチ目安量を改定しました!

食事を選ぶときに、「自分はお昼に何kcal食べればよいのか」ということが一目でわかる「ランチ目安量表」を、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にあわせて改定しました!いろいろなパターンがありますので、社員食堂のサンプルケースに掲示するなど、社員食堂等でぜひご活用ください。また、エネルギー収支のバランスをBMIでみることとなり、簡単解説を追加しましたので、こちらも併せて、ご活用ください。

BMI簡単解説表はコチラ! [PDFファイル/6KB]

ランチ目安量(1)

ランチ目安量表1

[PDFファイル/97KB]

ランチ目安量(2)

ランチ目安量表2

[PDFファイル/80KB]

ランチ目安量(3)

ランチ目安量表3

[PDFファイル/36KB]

ランチ目安量(4)

ランチ目安量表4

[PDFファイル/45KB]

社員食堂のチカラ

未病改善と食育 ~社員食堂という職場からの実践~

長岡所長

 

人間は大体40歳を過ぎると男性も女性も生活習慣病が気になる年頃となります。会社の健康診断を受けても若いころは問題がなかったのに食事による過剰なエネルギー摂取(飲酒も含みます)と相対的な運動不足が相互に絡み、多くの方が肥満傾向となり、データに少しずつ異常が見え始めてしまう。1日3食の食事をいかにバランスよく食べるか、またある日飲みすぎたり食べ過ぎたりしても、1週間の収支でエネルギー摂取量をうまく調節できてさえいれば食の取り方として特に問題はないと思いますが、肉体労働や、昼夜問わず働きづめの従業員の方は健康と食事の問題という物を意識したくても、なかなか実践できません。

「朝食抜きはいけません」、「塩分・油脂は控えましょう」、「野菜をたっぷりと摂りましょう」、「常に腹八分目がベストです」、「食の場での団欒をもっと持ちましょう」、「毎日飲酒は控え休肝日を持ちましょう」。さらには、「一口入れたら飲み込むまでに30回噛みましょう」など聞いたことあるし、頭ではわかっていても一人ではなかなか実践、継続につながらない。大体そういうことではないでしょうか。

そのような時は一つの方法として社員食堂の力を利用するよう促してはいかがでしょうか。長時間労働の翌日や、その日の外回りを終えたときの少しの休憩時間、あるいは昼食時などもっと積極的に利用させるようにしてはどうでしょう。職場で一番自分を心身ともにリセットさせることができる場所が、もしかしたらあなたの身近な社員食堂かもしれません。

神奈川県が現在政策的に進めている「未病改善」の「未病」とは体の内面で起きている正常とは言えない、まだまだ病気とまではいかないグラデーションがかかっている領域の健康状態を指しています。心と体を問わずどちらかに何か負担のかかる良くないことをしたあと、落ち着いた明るく清潔な雰囲気、あるいは職場の友とがやがやと賑やかな場所としてもいいのですが、「食べて育む」、つまり「食育」という概念を意識して、十分な気持ちのゆとりを持って楽しく食すということ、また時には陳列台にあるその日の提供メニューのサンプルを眺めながら、今回の社食は栄養バランスとしてどこに工夫をこらしているねだとか、また味付けを今回はこう工夫しているとか、脳で色々思考させながら食事をしてもらうと理想的な食べ方も自然と身につくようになるかと思います。そしてもちろん皆に無理のない運動を習慣化してもらう。そのようになると、皆さんの健康を第一に考えてくれている栄養士・管理栄養士さん、調理のスタッフさんにとってもスタッフ冥利に尽きるということになるのではないでしょうか。

食堂では社員、職員が自らの脳でスタッフの皆さんの工夫と苦労を感じてもらう、スタッフさんはもし相談を受けたら指導ではなく一緒に考えてあげる。そのような雰囲気の社員食堂が増えるようこれからも期待しています。

ここには平成24年に掲載を始めてから今まで、身近な地域の社員食堂の好事例を会社のご協力とご好意の下コツコツと集めたものを掲載しています。これからの社員食堂を考える意味でも大変参考になるものと思いますので、良かったら是非ゆっくりとご覧ください。

 

 

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がんの予防と食生活

東名厚木病院 日野浩司

癌にならない食事はありますか?
何を食べれば、癌は再発しませんか?

これらの質問は、診察室で時々話題になります。
残念ながら、これらの質問にすっきりとした解答はありません。2人に1人が癌になり、3人に1人が癌でなくなる今、食事だけでがん予防は難しいのが実際です。健康な人でも1日に5000個程度のがん細胞が体内に作られているといわれています。

これらのがん細胞をひとの免疫力で退治しているのが現状です。この免疫力を維持するために、様々な提案がされています。がん研究振興財団からの“がんを防ぐための新12か条”もその一つです。この提言は、がんの予防だけでなく、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。

つまり、生活習慣の改善により、がん予防も期待できるという事です。
がんの発症は遺伝によるものは少なく、体の内から、また外からの環境因子が原因ということが分かってきました。

そのため、今回の新12か条には、たばこ、お酒に関して3項目、食事に関して3項目が入っています。日常生活に関することも2項目入っていますが、広い意味での食に関することと言って良いでしょう。
 

それでは、食事に関するものに焦点をあてて、お話しを進めていきましょう。
まず“第4条 バランスのとれた食生活を”
がんを予防する食物に関してはさまざまなものが言われています。かんきつ類、野菜類など癌を防ぐ食品はたくさん報告されています。

しかし、一種類のものを食事にとりいれて、全ての癌に効果があるものはありません。例えばビタミンCに抗がん作用があるとの報告はありますが、実際にがんを抑える量として1日レモン1000~5000個が必要です。現実的ではありませんし、その他の副作用が出る可能性もあります。実際バランスのとれた食生活を、の意味はとりすぎると癌になる可能性のある食品をバランスよく食べて、そのリスクを減らしましょう、という、現代的で(?)やや消極的な(ごめんなさい!)推奨事項です。

しかし、このことが、一番大事で、重要事項だと考えています。さまざまな食品をバランスよく食べることで、通常の食事ではビタミン不足になることはありません。

次に“第5条 塩辛い食品は控えめに”ですが、これは胃がんが食塩過剰摂取により発症することは、疫学的に検証されており、塩分制限が随分日本人の胃がんを減少させていることは事実です。血圧低下の効果もあり、循環器疾患、例えば心筋梗塞や脳梗塞のリスクも減らすことも知られています。
最後に“第6条 野菜や果物は豊富に”ですが、これは、バランスのとれた食生活に通じる提言と考えます。偏食は避けて、肉ばかりの食生活ではなく、野菜、果物も食べましょうと、いったところでしょう。

というわけでまとめとなりますが、やはりバランスのとれた食事が一番大事です。
診察室でがん予防対策を聞かれたときはやはりお答えします。
“バランスよく食事をしてください”

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労働安全衛生法関係法令と食事

厚木労働基準監督署副署長 稲葉久通

 

労働安全衛生法及びその関係法令において、わずかではありますが、食事に関係するものがあります。ただ、限られた場面でしか使われていないと思いますので、今回は、法律や規則と呼ばれるものではありませんが、事例として2つほど紹介します。

1つ目は、熱中症対策です。「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要項の中で、朝食をきちんととるように指導しています。朝食の重要性については、いろいろな機会で言われていることですので、私から申し上げるまでもないと思いますし、ニュースなどでも熱中症対策のために朝食をきちんととるよう報道されています。なお、実施要項の中身につきましては、厚生労働省のホームページにおいて検索していただければ、見ることができますので、社食ごはんとの関連性はあまりないかもしれませんが、ぜひ一度ご覧いただきますようお願いします。

次に、紹介させていただくのが、職場における腰痛予防対策指針です。その中で、『腰痛を予防するためには、職場内における対策を進めるのみならず、労働者の日常生活における健康の保持増進が重要である。このため、労働者の体力健康状態を把握した上で、睡眠、禁煙、運動習慣、バランスのとれた食事、休日の過ごし方に関して産業医等による保健指導を行うことが望ましい』としています。労働者の日常生活における健康の保持増進が、腰痛予防にもつながり、また、労働者の日常生活における健康の保持増進のための要素として、バランスの取れた食事が注目されています。皆様ご存知のこととは思いますが、よろしくお願いします。

 

 

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社員食堂における給食サービスとは?

給食協議会会長

「給食サービス」とは、特定給食施設内での食事提供であり給食業務受託会社若しくは施設による直営運営によってお客様へ食事提供業務を行うことを意味します。今日の社員食堂における食事のご提供は、本来の栄養補給という条件を基本としながらも「体力」と「健康増進」並びにホスピタリティを追及するハード・ソフトの両面にわたる改善・改革を加える必要があります。

それに伴って行われる接客サービスの質やお客様の食事環境の改善・向上等に資する多種多様なサービスが含まれます。「特定給食施設」は、不特定多数のお客様にサービスを行う営業給食とは異なり、学校給食・企業の社員食堂といった特定の喫食者に対して「安全・安心・健康に配慮した食事の継続的提供」を行うことで食生活の面から支えるという重要な役割を担っております。 昨今では、企業の福利厚生の一環として、生活習慣病予防対策を始め健康に配慮した食事の提供や食事を通じた健康管理の面の取組も行っております。県で推進している「未病改善」の一助として、食材の原産地情報、栄養成分情報、アレルギー情報、喫食者への健康相談等のサービスを継続的行って参ります。「給食サービス」の運営において 『安全性の確保』はもとより、お客様の嗜好を尊重し、多様化するニーズに応える食事のご提供に努め「お客様のおいしいが、私たちのうれしいに」を常に目指してまいります。

 

~厚木地区給食協議会の取り組み~

当協議会は、給食の委託側と受託側が一緒に参加できる全国でも稀な団体であり、食の安全・安心そして健康で豊かな食事がとれる様に、
委託側と受託側が活発に情報交換を行い、食の改善に努めています。

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社員食堂を健康管理に生かすコツ 

神奈川県立保健福祉大学 五味郁子

私が某社の社員食堂で食事をしたとき印象的だったこと――食べるのが早い!席につき、食事をして下膳するまで5分程という方が多く驚きました。

お昼休みが今よりもう一歩、健康に役立つ時間になるにはどうしたらいいでしょう。
私たちは、一日三回の食事を毎日繰り返すことによって健康を築いています。
毎日のことなので、栄養のバランスを整えやすいとも言えますし、不規則が続くと栄養のバランスを崩しやすいとも言えます。

これが食生活と健康のポイントです。最近の日本人の食生活では、脂質の摂取が多く、カリウムやカルシウムなどのミネラル、ビタミンの摂取が少ない傾向が指摘されています。
過剰摂取の場合は減らせば済みますが、摂取不足の場合に料理を一品増やすのは言うほど簡単ではありません。

特に、野菜や果物の摂取量を増やしたほうが良いことを、多くの人が理解していますが、実践できていない場合が多いと思います。
社員食堂では、従業員の方々のそのような食生活の背景を考慮し、メニューが展開されています。
普段食べない内容の食事にトライしてみたり、「不足している」と感じる食品を選択して、栄養不足とともに心身の疲れもリセットできればと願っています。

“社食ごはん”を教えていただきました!

厚木地区給食協議会所属の社員食堂さんから、実際の“社食ごはん”を教えていただきました!

豚しゃぶ

[PDFファイル/107KB]

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チキン南蛮

[PDFファイル/164KB]

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パエリア風丼

[PDFファイル/144KB]

H30社食レシピNO1

厚揚げそぼろあんかけ

[PDFファイル/190KB]

H30社食レシピNO2

ヤンニョムチキン

[PDFファイル/165KB]

H30社食レシピNO3

ポークライス

[PDFファイル/154KB]

H30社食レシピNO4

牛肉と野菜の味噌煮

[PDFファイル/193KB]

H30社食レシピNO5

MYAさい社食こちらもぜひ!

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