更新日:2024年3月1日
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「視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会」を開催します。
「神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議」では、視覚障がい者の雇用を促進するため、企業の経営者や人事担当者の方々を対象に、視覚障がい者の教育現場や事務職としての就労を知っていただくための見学会を実施します。
※本見学会は終了いたしました。ご参加いただき、ありがとうございました。
当日の概要を掲載しました。
2023年11月20日(月曜)13時00分~17時00分
学校見学:県立平塚盲学校
はじめに、セミナーでは視覚障がいの特性や見え方の例、就労における環境上の配慮等についてお話をいただきました。
その後、生徒の授業の様子や理療科、図書館等の見学を行いました。
また、体育館では視野狭窄や白濁のゴーグルや、アイマスクで移動する視覚・歩行体験を行いました。
実際の体験を通し、参加者の皆様からは移動に関するご質問が多く寄せられました。
先生からは、「視覚障がいの見え方は人それぞれであり、必要な配慮は当事者と一緒にやり取りをしながら考えていくことが重要。視覚補助機器の活用や職場環境の配慮に加えて、具体的な説明を心掛けるなどのちょっとした工夫があると、当事者ができることの幅が広がっていく。」とアドバイスをいただきました。
(左からセミナー、校内見学、視覚体験、歩行体験の様子)
企業見学:横浜ゴム株式会社
・視覚障がい者:1名(見学部署)
・当事者従事業務:事務
横浜ゴム株式会社を見学させていただきました。
担当者の方から当事者の職務内容や職場環境、配慮事項等についてご紹介いただいた後に、視覚障がいの当事者との座談会を行い、就労支援機器(音声読み上げソフト)を使用した実演(メール、Excel等)もしていただきました。
その後、当事者とともに移動し就労現場の見学を行い、職場のレイアウト(出入りしやすく、雑音が入りにくい、通路側の席)や安全管理(退勤時間の確認方法等)、当事者が怖いと思う設備(螺旋階段等)などについて確認することができました。
プログラムを通して参加者と企業担当者・当事者との距離も縮まり、参加者の皆様からの多くのご質問にご回答いただきました。
参加者の皆様からは、「当事者の実演が参考になった」「全く無知での参加でしたが、雇用できるのでは?と考えも変わった」等のお声もいただきました。
(左から企業の職場・取組紹介、当事者の業務実演、就労現場の見学)
電話 045-210-5871
このページの所管所属は産業労働局 労働部雇用労政課です。