神奈川県行政改革推進協議会の会議結果(平成27年度 第2回)

掲載日:2018年3月10日

会議結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

神奈川県行政改革推進協議会

開催日時

平成28年1月12日 火曜日 10時00分から11時50分まで

開催場所

神奈川県庁新庁舎5階 新庁応接室

出席者【会長・副会長等】

柴田 悟一【会長】、桐明 幸弘【副会長】、家盛 金豊、座間 進、並木 裕之

次回開催予定日

未定

所属名、担当者名

行政管理課 改革調整グループ 石田、保坂

掲載形式

議事録

議事概要とした理由

-

審議(会議)経過

議題1 第三セクター等改革推進部会について

(資料「県主導第三セクター等の平成26年度取組状況の評価結果(概要)」を事務局から説明)

桐明副会長

今の説明について、ご意見をいただきたい。

家盛委員

取組状況一覧表のコメント欄について、17法人のうち9法人は「概ね着実に取組が進められている」以外に何も記載されていないため、具体的な取組状況のイメージが浮かんでこない。取組状況の詳細は県ホームページに掲載されているが、ホームページを見ていない方にも取組状況や方向性が分かるように、コメントには要点をまとめるキーワードを記載して分かりやすくすべきではないか。

荘田行政管理課長

コメント欄は、三セク部会の評価結果を総括した部分なので簡潔に表現しているが、この資料だけで取組状況のイメージが伝わるように記載方法を検討したい。

座間委員

評価Aのなかでも、目標に近づいている団体と努力が必要な団体との差が分かる記載になっているので、個人的にはこのままの記載で良いと思う。 

青木行政管理課副課長

課題がある団体は、コメント欄で一言付け加えている。コメントは総括であり、具体的な評価のコメントとは違う視点になるので、三セク部会としては、一つ一つの法人については評価調書を見ていただく整理としている。

ただ、当推進協議会の委員から意見があったということは三セク部会に伝え、改善ができるものか検討したい。 

桐明副会長

「抜本的な見直しに取り組む法人」として(株)湘南国際村協会が挙げられているが、本当に抜本的な見直しをしていただきたい。現状の市場環境から判断すると、売上の向上は非常に難しいと思うが、現状はどうなっているのか。

青木行政管理課副課長

累積赤字が7億円ほどあり、ここからなかなか脱してこない。単年度では少し黒字が出てきているが、今後も施設の老朽化に伴う修繕費用が必要になる。

桐明副会長

財務の改善はおそらく県ではできないと思われるので、負債を減らすにはどうすればいいのか、外部の専門家に依頼してそろそろ真剣に考える時期ではないか。設備投資面での負担もあり、抜本的に知事が判断する必要があると思う。

青木行政管理課副課長

以前からの意見ではあると思うが、改めて三セク部会に伝える。

荘田行政管理課長

所管課にもしっかり伝える。

家盛委員

当該法人について、三セク部会の委員から宿泊施設の稼働率の内訳を公表して欲しいと要望があったようだが、公開していない。今後の経営改善につながると思うのだが、公表する予定はあるのか。

事務局

目標としては宿泊人数を記載しており、宿泊稼働率は収支目標の項目から落としている。

青木行政管理課副課長

三セク部会では、どのような数値で定量的に目標を管理していけばよいのか、議論しながら評価している。外国の旅行者は素泊まりが多い一方で、本来の目的である国際会議や学会で来られた方は、泊まるだけではなく食事もしていただけるため、売上との関連では稼働率だけでは十分ではないことを踏まえて、どのように目標を設定したらよいのか、といった議論もしている。

桐明副会長

ホテルの経営に関してはプロフェッショナルが必要だが、実際はいないという実情があるため、素人経営になってしまっている。

目標値については、ホテルの場合は稼働×単価であり、稼動と部屋をいくらで売っているかという部屋単価が重要になる。稼動と部屋単価はトレードオフの関係になっているので、そのバランスをどうするのかが経営で非常に難しいところ。その考え方がないのでどうにもならないということをずっと言い続けているが、何の改善もされていないというのが現状。プロに依頼するべき。

あわせて、本来の目的で稼働率を上げるという視点も重要である。

青木行政管理課副課長

三セク部会では、本来の目的は外国人観光客よりも国際会議や学会という議論もあり、問題意識はある。

柴田会長

知事に決断いただくか、経営のプロを入れるかのどちらかだと思う。黒字になったのはコストダウンができたからだろうが、営業が上手ではない。よそから働きかけがあっても自分たちに合わなければ引き受けないと聞くことがあり、そのような姿勢はプロを入れないと意識改革できない。

青木行政管理課副課長

貴重なご意見であり、持ち帰らせていただく。

家盛委員

(福)神奈川県総合リハビリテーション事業団について、以前から今後の法人のあり方を議論していると思うが、評価していないのはなぜか。

荘田行政管理課長

もとは「抜本的見直しに取り組む法人」に位置付けられていたが、見直しを行った結果、「更なる経営改善に取り組む法人」へ位置付けを変更した。目標の評価時には、更なる経営改善に取り組む法人としての目標を持っていなかったため、評価は実施していないが、経営状態の確認は行った。

 

議題2 行政改革の取組状況について

(資料「『行政改革大綱』平成27年度点検報告書(素案)」を事務局から説明)

柴田会長

   今の説明について、ご意見をいただきたい。

家盛委員

取組分野3「組織・人事改革戦略」の取組方策である「柔軟な人事異動の実施」及び「業務管理の徹底と時間外勤務の削減」について、どちらも27年度実績として、オリンピック推進体制の強化に向けた人事異動について記載されているが、どういうことか。

荘田行政管理課長

同じ取組であるが、それにより得られた成果の側面が異なるため、両者に記載しているもの。取組内容としては「再掲」となる。

家盛委員

取組分野6「協働連携と情報発信改革」の取組方策である「民間資金・ノウハウの活用」について、「PFI」の言葉の意味が分かりづらいので注釈が必要ではないか。

取組分野4「財政・会計改革」の取組方策である「県債管理目標の達成に向けた取組み」について、「目標」は残高の減少であるのに対し、目標達成状況には増額している状況が記載されている。分かりづらいため、見せ方の工夫が必要だと思う。 

青木行政管理課副課長

「県債管理目標の達成に向けた取組み」について、発行額を前年度より減らすことは瞬間的に可能となるものだが、残高については、償還しながらも、県債発行を引き続き行っていくため、残高減少には時間を要するということで、平成35年度の目標としている。

現在の表記では伝わりにくい部分があるので、過年度からの推移を交えるなど、分かりやすくなるように工夫したい。

家盛委員

取組分野5「政策形成改革」の取組方策である「政策決定のプロセス効率化とスピードアップ」について、「レビューA」「レビューB」が何であるかが分かりづらいため、説明が必要。可能であれば、各レビューの代表例を示せないか。

荘田行政管理課長

分かりづらいというのはご指摘のとおりであるため、表現は工夫する。一方、レビューは政策判断途中の未成熟のものを議論するものでもあるため、この段階のものを具体的事例として掲げることは困難。

家盛委員

全体について、県庁内部の改革で外部に公表する情報が少ない。可能であれば、県庁内部の業務参加の機会を作って欲しい。

座間委員

取組分野4「財政・会計改革」の取組方策である「地方税財政制度の抜本的改革に向けた取組み」について、臨時財政対策債の改善に向けた取組が一番重要だと思う。大綱に掲げるだけではなく、個別にアクションプランに位置付けて、県単独で対応するのではなく、共通する課題のある自治体とも一緒に取り組んでいくべきではないか。

荘田行政管理課長

アクションプランは関連する取組をまとめて個別に策定するもの。本取組は単体として大綱に位置付け、その中でしっかりと取り組んでいくこととしている。

青木行政管理課副課長

県ではすでに関係自治体と連携し、取組を実施している。

参考までに、平成24年度に中期財政見通しを立て、その後の2年間で1,600億円の財源不足が分かり、緊急財政対策を全庁的に取り組んだ。その対策の一つとして、臨時財政対策債の廃止及び地方交付税への復元も位置付けてきたところでもある。

事務局

臨時財政対策債の要望について、県単独でも行っているが全国知事会等の団体としても国への要望活動を行っているところ。特に南関東の自治体を構成員とする9都県市首脳会議で重点的に要望している。

並木委員

職員の意識改革について、危機感を共有するためには上に立つ人のリーダーシップによるところがあると思う。また、なぜ行政改革大綱が必要なのか、県民に知らせるための情報発信が足りないと感じる。原案の導入文では内容が薄いので、もっと踏み込んだ記載にした方が良い。

桐明副会長

「仕事のやり方に関するルール」を庁内で申し合わせたとの記述があるが、原案では、これまで全くルールがなかったように読めるため、誤解を与えない工夫をする必要がある。また、業務スピードの向上に向けた取組に関する記述についても、原因を簡潔に書き、そのための下位職への権限委譲であることが明確になるよう工夫した方が良い。

柴田会長

職員アンケートの結果を公表するには、誤解を与えないような表現にするべき。職員の意識改革が進まないのはトップが1つの重要な原因だと思う。取組分野7「マネジメント改革」が最も求められる。全庁を挙げて行うことは必要だが、特に局長や部長クラスの意識改革が必要だと思う。トップにしっかりした方針がないと動けない。

桐明副会長

アンケート結果をオープンにしていくことに、県の改革に向けた意思が感じられるという面もある。

改革に向けては中間管理職の意識改革が必要である。知事が変わっても、局長が変わらなければ改革はできない。

座間委員

アンケートの質問の受け止め方に差異があると思う。職員は適時適切に、効率的な事務執行に努めており、全職員が危機感を持って、業務を執行していると思う。こうした中で、自分の意見が少し通らなかったケースがたまたまあったことをもって、回答してしまった可能性もある。質問の聞き方に起因する部分があるにもかかわらず、アンケートの結果をオープンにしてしまって、誤解が生まれないか心配。

青木行政管理課副課長

財源に限りがある、職員数のスリム化を図ってきた、内部調整が多いといったことを背景とした意見が多く寄せられており、構造的な部分も含めて、対応していく必要があると捉えている。

荘田行政管理課長

アンケート結果は、職員間での共有は行っている。ミスリードしないように検討したい。

家盛委員

公表の仕方について、ホームページに掲載するだけでなく、より県民に知らせるために、マスコミに協力してもらった方が良い。

座間委員

取組分野3「組織・人事改革」に「ワーク・ライフ・バランス」の記載があるが、メンタルヘルスの関係で長期休暇を取得している職員は分限免職や依願退職に結びつける制度はあるのか。

荘田行政管理課長

制度はあり、休職は3年が期限なので、その段階で職務に耐えうるか判断する。分限免職については、職員健康審査会の審査などの手続きを経て決定される。

桐明副会長

PFIの導入について、県では、どのように意見形成され、どう活用され、誰がコントロールしているのか聞きたい。

青木行政管理課副課長

県有施設を整備するときは施設整備課が窓口となって、「県有地・県有施設利用調整会議」で関係所属を入れて議論し、方向性を決めている。最近では、がんセンターや運転免許試験場をPFIで整備をしている。

桐明副会長

某市でのPFIの失敗を建て直した経験があり、PFIについて懸念はあるが、ファイナンスの専門家が判断しているか心配。どのようなガバナンスで行っているのか聞きたい。普通は財務アドバイザーや法務アドバイザーを雇う。

参考情報だが、法務・財務アドバイザーがきちんとした資質を持っていなかったため、失敗すると聞く。本来、PFIは独立採算で、県や市に負担を掛けないもの。しかし、失敗すると建築資金の8割で自治体が買い取る契約となっていることがあり、それがPFIの標準例で全国に流布されていると聞いたことがある。それではPFIの意味がない。外部に委託したからといって安心できない。PFIはPPPの手法で大事だが、慎重に行うべき。

事務局

導入判断について、個別に外部有識者を交えた会議は設置していないが、基本的な方向性について「県有地・県有施設利用調整会議」で決め、その後、所管課が主体となってバリュー・フォー・マネー等に関する調査委託を実施し、当該結果を踏まえ、更に、導入の適否について検証を進めるといった手順を踏んでいる。

家盛委員

取組分野6「協働連携と情報発信改革」の取組方策である「オープンガバメントの展開」について、28年度の取組予定として企業への営業活動を行うと記載されているが、「営業活動」という表記は、有料で提供するのか、県民のデータを提供するのかなど誤解を招きかねない。

事務局

県の行政データを民間の方に活用していただくもの。表記については修正を検討する。

家盛委員

「行政活動の「見える化」」について、新システムで作成した財務関係書類は公表するのか、内部で留まるものなのか聞きたい。

事務局

平成29年度から本格実施予定だが、公表していくものである。

青木行政管理課副課長

今までも貸借対照表等を公表しているが、公会計の導入後は、庁舎や道路などの資産を入れた上で公表することとなる。

桐明副会長

貸借対照表を作成する重要性とは、将来のコストを見ることである。

柴田会長

本日の議題はここまでとしたい。

荘田行政管理課長

さまざまなご意見をいただいた。今後、内部で検討を行い、最終的に議会へ報告し、点検結果として公表する予定。

会議資料

資料1 県主導第三セクター等の平成26年度取組状況の評価結果(概要) [PDFファイル/505KB]
資料2 『行政改革大綱』平成27年度点検報告書 [PDFファイル/1.44MB]

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本文ここまで
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