川崎県民センター情報アーカイブ 1907-2

掲載日:2019年7月11日

令和元年7月10日後半の放送 KISTECの夏休みイベントのご案内

「KISTECの夏休みイベントのご案内」
出演者:地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所

人材育成部教育研修課 教育研修グループ 佐藤 眞衣(さとう まい)

(MC)それでは次に、地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所、こちらは通称KISTEC(キステック)といいますが、夏休みイベントについてのご案内です。教育研修グループの佐藤さんにお話しいただきます。
まず、KISTEC(キステック)はどんなことをされているところなのか教えていただけますか。
(佐藤)はい。神奈川県立産業技術総合研究所、KISTECは、川崎市高津区の溝の口の「かながわサイエンスパーク、KSP」の中と、「海老名市下今泉(しもいまいずみ)」にあります。
平成29年に、基礎研究から事業化までの一貫した支援を行う地方独立行政法人として新たに発足しました。
研究の成果や先端の科学技術をうまく活用して、産業を振興させ、経済を活性化させて、県民の皆様が豊かな生活を送れることを目指しています。

(MC)先端的な科学技術研究は、私たちの生活にも反映されているのですね。
たとえば、どのようなものがあるのでしょうか。
(佐藤)はい、たとえば世界的に有名な研究として光触媒があります。「光触媒」というのは、光が当たると、雑菌、汚れ、臭いなどを分解して綺麗にします。水を平らにのばす性質を持っていて、雨水でビルの壁やガラスについた汚れを綺麗にする働きがあります。
今では自動車のサイドミラーやビルの壁のタイルや窓ガラス、駅のテント屋根など広く使われています。高津区役所の入り口にある「高津区役所」という看板にも使われています。

(MC)高津区役所所の看板ですね。近所に行ったときはぜひ見てみようと思います。ところで、佐藤さんは、教育研修課でお仕事をなさっているということですが、どんなことをしているんですか。
(佐藤)社会人を対象に、研修や教育講座を開催して企業の方々の支援をしています。そのほか、理科好きの青少年を増やすために、出前教室などの様々なイベントも数多く行っています。今日は青少年対象の夏休みのイベント、「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」、「KISTEC理科実験室」と一般の方を対象にした「サイエンスカフェ」についてご案内します。

(MC)いろいろなイベントがあるのですね。それでは、最初に「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」についてどのような内容か教えていただけますか。
(佐藤)はい。「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」は、実験教室を通して、子どもたちに科学技術への興味・関心を持ってもらい、理解を深めるために、毎年8月に実施しています。2019年度は「花粉っておもしろい」「モノのとくちょうを利用してリサイクル」「光触媒を体験しよう」の3つのテーマを取り上げます。

(MC)3つのテーマですね。「花粉っておもしろい」は、どのような実験教室か、教えていただけますか。
(佐藤)はい。「花粉っておもしろい」では、花粉について学びながら、実際に花粉を採取することからはじめて、顕微鏡を使って花粉の観察をして、生き物の不思議を学びます。

(MC)顕微鏡を使うことができるのですね。次の「モノのとくちょうを利用してリサイクル」ではどのようなことをするのでしょうか。
(佐藤)ここでは、リサイクルの大切さを学び、皆さんにリサイクルをするための材料を分ける分別ミッションに挑戦してもらいます。

(MC)そうですか。神奈川県ではSDGsでプラゴミゼロ宣言に取り組んでいますから、子供たちにも学んでもらおうということなのですね。そして、冒頭で先端的な科学技術とご紹介があった光触媒ですね。
(佐藤)はい。「光触媒を体験しよう」では、光の力で、汚れや嫌なにおいをなくしたり、バイ菌を殺したりする、光触媒のふしぎな力を体験できます。(詳細は、KISTECのホームページでも紹介しておりますのでご覧ください。)

(MC)そうですか、夏休みの自由研究のきっかけになりそうですね。「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」のテーマ「花粉っておもしろい」「モノのとくちょうを利用してリサイクル」「光触媒を体験しよう」の3つのテーマについてお話いただきました。次にお話いただくのは「KISTEC理科実験室」ですね。
(佐藤)はい。こちらは「KISTEC理科実験室 身近なものを大きくしてみてみよう!」というテーマで8月1日に行います。簡単な顕微鏡を自分で作って、食べ物や植物など身近にあるものを、観察することができます。自分で作った顕微鏡は持ち帰ることができますよ。

(MC)顕微鏡を自分で作るなんてワクワクしますね。冒頭で3つのイベントとおっしゃっていましたので、もう一つあるのでしょうか。
(佐藤)はい。もうひとつ、「サイエンスカフェ」をご紹介させてください。「サイエンスカフェ」は、青少年だけではなく、一般の方を対象にしたイベントです。今回、「最新医療が注目する漢方」というテーマで、漢方について、科学的根拠を交えながら21世紀に生きる我々が、この伝統医学を今後どのように活用して行けばよいかについて、「東京理科大学、薬学部教授の礒濱 洋一郎(いそはま よういちろう)先生」をお招きして皆さんと一緒に考えてみたいと思います。大人が楽しめる内容だと思いますのでご期待ください。

(MC)それでは、「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」、「KISTEC理科実験室」、「サイエンスカフェ」それぞれの開催日時を教えていただけますか。
(佐藤)はい。カレンダー順に言いますと、「KISTECサイエンスカフェ」は、7月31日水曜日午後5時30分から午後7時の開催です。
「KISTEC理科実験室」は8月1日木曜日に13時と14時に開催します。
「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」は、8月3日の土曜日開催です。時間はテーマごとに違うので詳しくはKISTECのHPをご覧ください。

(MC)3つのイベントの開催場所を教えていただけますか。
(佐藤)「KISTECサイエンスカフェ」と「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」の会場は、「かながわサイエンスパーク、KSP」の中で行います。
最寄り駅はJR南武線の武蔵溝の口駅、または東急田園都市線の溝の口駅です。
「KISTEC理科実験室」は、川崎生命科学・環境研究センター(通称LiSE)の中で行います。最寄り駅は京急大師線「小島新田駅」です。

(MC)溝の口で開催されるのが「KISTECサイエンスカフェ」と「KISTEC青少年科学技術フェスティバル」、京急大師線「小島新田駅」では「KISTEC理科実験室」が開催されるのですね。
参加申し込み先を教えていただけますか。
(佐藤)はい。いずれも、KISTECのホームページからお申し込みいただけます。英語で「KISTEC(ケー、アイ、エス、ティー、イー、シー)」と入力して検索してください。「光触媒を体験しよう」は定員となってしまいましたが、「花粉っておもしろい」はキャンセル待ち、「モノのとくちょうを利用してリサイクル」はまだまだ募集しておりますので、ホームページをご覧ください。
ホームページに参加者の募集記事を掲載していますが、電話での問い合
わせは044-819-2033の地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所 教育研修グループまでお問い合せください。

(MC)それでは最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いできますか。
(佐藤)はい。KISTECでは、「研究開発・技術支援・事業化支援・人材育成・連携交流」の5つの事業を通じ、県内産業の発展と県民生活の向上に、科学技術の振興や普及活動を行っています。
こうした活動の内容の中でも、特に青少年や一般の方々を対象とした科学技術の普及啓発や理解増進のための事業を通じ、企業のみなさまや県民の方々とともに、地域社会に貢献して参りたいと考えています。
KISTECで実施する各種研修や教育講座、各研究プロジェクトによる研究報告会のご案内をいち早くお届けしたり、KISTECサイエンスカフェに無料でご参加いただける「KISTEC科学技術理解増進パートナー」会員制度もございますので、ぜひ入会、ご支援くださいますようよろしく御願いします。