事故事例 - USBメモリ・パソコンに記録した個人情報の紛失・盗難事故

掲載日:2018年2月25日

USBメモリやノートパソコンなどは情報の持ち運びに非常に便利です。しかし、それにともない、持ち出した個人情報の紛失や盗難事故も多数発生しています。

USBメモリの紛失に関する事故

USBメモリの紛失に関する事故事例
事故の概要 原因
退職した医師が、病院に無断でUSBメモリに患者情報を記録し、紛失した。 退職した職員が患者情報を保有している場合の削除や返還が徹底されていなかったことが原因です。
幼稚園の教諭が、帰宅途中に車上荒らしに遭い、園児の個人情報を含むUSBメモリと名簿を紛失した。 個人情報を園外に持ち出さないよう口頭で指導されていましたが、徹底されていませんでした。
病院の職員が、個人情報を私物のUSBメモリに記載して自宅に持ち帰り作業をしていたところ紛失した。 個人情報の持ち出し禁止は内規で定められていましたが、守られていませんでした。
小学校の教員が、校務作業後に、生徒の成績などが記録された私物のUSBメモリを紛失した。 私物のUSBメモリの使用は禁止されていましたが、遵守されていませんでした。また、紛失したUSBメモリには、漏えい防止のためのパスワード設定などが行われていませんでした。
教員が、学生や教員らの個人情報を記載したUSBメモリを持ち歩いていたところ紛失した。 二重ロック式メモリーが配布されていましたが、使われていませんでした。

USBメモリの持ち出しによる個人情報の事故を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • USBメモリへの個人情報の記録・持ち出しは原則禁止する、あるいは、仕事上USBメモリを使用する必要がある場合の手続きや注意事項(私物のUSBメモリは使用禁止とする・上司の許可を受ける・管理簿に記録する・使用後は速やかに消去する)などのルールを定めて、従業員に遵守させること。
  • USBメモリで持ち運ぶ個人情報は必要最小限の範囲に限ること。
  • USBメモリは小型で持ち運びやすい反面紛失しやすいので、ストラップなどを使用して、物理的な紛失を防止すること。
  • 万が一紛失した場合でも個人情報の漏えいにつながらないよう、USBメモリのパスワードロックや暗号化など技術的な措置をとること。

パソコンの紛失・盗難に関する事故

パソコンの紛失・盗難に関する事故事例
事故の概要 原因
介護老人福祉施設から、入所者情報が入ったデスクトップパソコンが盗まれた。 盗まれたデスクトップ型パソコンには、盗難防止のためのワイヤ等を特に設置していませんでした。
事業所から、行事参加者の個人情報が入ったノートパソコンが盗まれた。 個人情報をノートパソコンに保存しないよう定めたルールがありましたが、それが守られていませんでした。
大学教員の自宅が空き巣被害に遭い、卒業生の個人情報が保存されたノートパソコンが盗まれた。 私用のノートパソコンに個人情報を記録し、持ち出して使用していたことが原因です。
従業員が、駐車場内で車上荒らしに遭い個人情報が入ったノートパソコンを盗まれた。 ノートパソコンを車内に放置していたことが原因です。
職員が、患者と家族の個人情報が入ったノートパソコンを、ロビーの机に置いてトイレに行っている間に盗まれた。 外部の目に触れる場所にノートパソコンを置いて目を離してしまったことが原因です。

パソコンの紛失・盗難による個人情報の事故を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • USBメモリの場合と同様に、情報の記録と持ち出しのルールを定め、従業員に遵守させること。
  • パソコンは盗難に遭う事例も多数発生していることから、事業所内や車内においても、盗難防止のための措置をとること。
  • パソコンには、パスワードの設定や暗号化などを施し、もし紛失・盗難にあったした場合でも、個人情報の漏えいにつながらないよう技術的な措置をとること。

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