更新日:2024年4月1日

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過去のシミュレーション(2021年12月13日時点)

このページでは、過去の予測モデルによるシミュレーション結果を公開しています。

方法論の概要

1 目的

本予測モデルでは、今後28日間に入院治療を必要とする重症者、中等症、軽症だが基礎疾患があるため、入院が必要な者等の数を予測することで、医療ひっ迫の可能性を予め察知し、追加病床確保などの対処を事前に行うものです。

2 推計の概要

神奈川県全県だけでなく、二次医療圏別(横浜市、川崎市はそれぞれ1医療圏とする)/重症度別(軽症、中等症、重症)に、今後28日間の「最もよく起こる」、「最も良い」、「最も悪い」という3つの予測シナリオを提示した。推計方法として、「Google・COVID-19感染予測(日本版)」(*)による、神奈川県全県の今後28日間の「入院治療を要する者」の予測値に基づいて、現在の神奈川県における入院基準に沿った「入院者数」及び「重症者数」を、人口の年齢構成を考慮した上で二次医療圏等(横浜市、川崎市はそれぞれ1医療圏とする)別に推定しました。

(*)https://datastudio.google.com/u/0/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/ncZpB?s=nXbF2P6La2M(別ウィンドウで開きます)

3 推計方法

(1)3つの年齢階級別(20歳・60歳で区切り)に、過去の「全療養者数に占める年齢階級別療養者数の割合」、「療養者数に占める入院者数の割合」、「入院者数に占める重症者数の割合」を推定しました。

(2)二次医療圏等別の年齢階級別人口と、(1)で推定した割合を基に、神奈川県全県の療養者に占める二次医療圏等別の療養者の割合を推定しました。

(3)Googleの将来予測値(上記2で提示している3つのシナリオ別)から、療養者予測数とその変化率(28日間の日毎)を基に、(1)と(2)の割合を適用し、二次医療圏等別の今後28日間の重症者、入院者、療養者を推計しました。なお、Googleの将来予測値は、数理疫学モデルと人工知能(AI)を用いて推定されています。

予測モデルによるシミュレーション(2021年12月13日時点)

神奈川県全体の重症者数、入院者数、療養者数について、今後の推移を予測しました。

図の説明

この図表は、神奈川県全体の重症者数、入院者数、療養者数についての実績と予測で、横軸が日付を、縦軸が重症者数・入院者数・療養者数を示します。図中の「以降予測値」より左側の曲線は実績値を示し、「以降予測値」より右側の曲線は「最もよく起こる(実線)」、「最良(破線)」、「最悪(点線)」という3つの予測シナリオを示しています。

(1)重症者

2021年12月14日以降28日間の予測

12月13日時点簡易モデル重症者

(2)入院者

2021年12月14日以降28日間の予測

12月13日時点簡易モデル入院者

(3)療養者

2021年12月14日以降28日間の予測

12月13日時点簡易モデル療養者
注釈 療養者=入院者+自宅療養者+宿泊療養者

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