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更新日:2025年12月5日
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「ノロウイルス食中毒警戒情報」を発令しました
ノロウイルスを原因とする食中毒は、毎年、秋から冬にかけて多く発生しています。
ノロウイルスによる食中毒の発生は、「感染性胃腸炎」の多発時期と深い関連性があり、「感染性胃腸炎」の患者の増加傾向が認められると、その後にノロウイルス食中毒の発生の増加傾向が認められています。
神奈川県内では第40週(9月29日から10月5日まで)の「感染性胃腸炎」の定点当たりの報告数が「4.22」となり、発令基準である「4.0」を超えたことから、10月14日に「ノロウイルス食中毒警戒情報」を発令しました。
なお、この警戒情報は毎年度、秋季から冬季に発令していますが、今年度は、昨年度と比較し約10週早い発令となります。
令和7年10月14日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日)
ノロウイルスは、冬期を中心に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、2~3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。
感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚染された手など介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因になります。
ノロウイルスはアルコール消毒では殺菌できません。加熱、もしくは次亜塩素酸ナトリウムにより殺菌できます。
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