リニア中央新幹線の概要

掲載日:2018年2月1日
リニア中央新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画が決定されている路線であり、東京都を起点として、山梨リニア実験線、甲府市附近、赤石山脈(南アルプス)中南部、名古屋市附近及び奈良市附近を経て、大阪市を終点とする延長約438kmの新幹線です。この路線に時速500kmで走行する超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)を導入し、東京・大阪間を約67分で結びます。
全体ルート図

神奈川県内のルート及び駅位置等について

JR東海は、環境影響評価法に基づく手続きの中で、ルート及び駅位置等を公表しました。
県内ルート図
出典:中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書(平成26年8月)
 
【構造種別(路線延長)と主要な施設】
種別 地上部 トンネル

車両

基地

変電

施設

保守

基地

保守用車

留置施設

非常口

(都市部)

非常口

(山岳部)

数量

1.3

km

38.1

km

1箇所 1箇所 1箇所 1箇所 1箇所 5箇所 4箇所

【神奈川県駅の位置】

相模原市緑区の橋本駅付近(駅南側)

 

神奈川県駅位置図

 

 

【路線概要】

多摩川から町田市東部境まで→大深度地下トンネル(非常口を概ね5キロ間隔で設置)

町田市西部境から相模川まで→大深度ではない地下トンネル

相模川から山梨県境まで→山岳トンネル(相模川、串川、道志川は橋りょうで渡河)

【車両基地】

相模原市緑区鳥屋付近

リニア中央新幹線が果たす役割

7千万人の大交流リニア都市圏

リニア中央新幹線は、東京・大阪間を約1時間で結び、数百kmという距離の壁を無くします。
このため、7千万人の人口が集中し、経済や文化の活力がみなぎった地域があたかも一つの都市のように機能する大交流リニア都市圏が誕生します。
7千万人の大交流リニア都市圏では、リニアによる移動がもたらすコミュニケーションの拡大が人々の創造力と意欲を刺激し、力強い経済発展と魅力的な文化の誕生を導きます。
大交流リニア都市圏のイメージ図

東海道新幹線のバイパスとして安全と安心を確保

現在、東京・名古屋・大阪を結ぶ東海道新幹線の利用客は1日あたり約45万人。年間で約1億6,500万人となっています。しかも、現在の列車本数は1日300本を超えており、その輸送状況はひっ迫しています。
輸送力の限界に備えるとともに、大規模な災害やテロに対して、多重型交通ネットワークの構築が求められている中、本州の中央部を通るリニア中央新幹線の実現は、より一層重要性を増しています。

地球にやさしい新時代の交通機関

乗客1人について東京・大阪間を運ぶ時のCO2排出量を比較すると、リニア中央新幹線は航空機の約3分の1です。
リニアの車内用電源として、化石燃料による排出ガスを出さない誘導集電方式を導入することで、より環境負荷の低い交通機関になっています。
CO2排出量の航空機との比較