風しんの流行にご注意ください

掲載日:2018年11月8日

風しん患者数が増加しています

7月下旬から、関東地方を中心に風しんの患者数が大幅に増えています。

厚生労働省では、今後、全国的に感染が拡大する可能性があるとして注意を呼び掛けています。

また、国立感染症研究所が発表した「首都圏における風疹急増に関する緊急情報」によれば、2018年第1週~43週の風しん患者累積報告数は1,692人(昨年は年間93人)となっています。

県民の皆様へ

  • 風しんにかからないために

風しんの予防には予防接種が有効です。

予防接種が必要か分からない方は抗体検査を受けましょう。

検査の結果、抗体が十分でない場合には予防接種を検討してください。

30代から50代の男性は、風しんの抗体が低い傾向がありますので、特にご注意ください。

  • 風しんかなと思ったら

発熱、発疹等、風しんと思われる症状が見られたら、必ず事前に医療機関に連絡し、風しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。

受診時は、周囲への感染を防ぐために、公共交通機関の利用を避けてください。

※県内市町村には、風しん予防接種費用の助成制度があります。

県内発生状況

平成30年 発生数(人)
7月22日以前 29週以前 3
7月23日から7月29日 30週 0
7月30日から8月5日 31週 2
8月6日から8月12日 32週 1
8月13日から8月19日 33週 4
8月20日から8月26日 34週 15
8月27日から9月2日 35週 11
9月3日から9月9日 36週 22
9月10日から9月16日 37週 13
9月17日から9月23日 38週 20
9月24日から9月30日 39週 25
10月1日から10月7日 40週 28
10月8日から10月14日 41週 29
10月15日から10月21日 42週 35
10月22日から10月28日 43週 24
10月29日から11月4日 44週 18
累計 250

(参考)平成29年 1年間の県内発生数累計10件

※当該週の報告をもとに集計しているため、週毎の発生数は前後することがあります。

特に、30代から50代男性は注意が必要です

今回の風しん患者の多くは、30代から50代男性が占めています。

過去の予防接種制度の変遷から、30代から50代の男性は、風しんの抗体(免疫)が低い方が2割程度存在していることが分かっています。

風しん予防接種制度の変遷

妊娠を予定又は希望される方へ

風しんに対する免疫が不十分な妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが、先天性心疾患や難聴、白内障などを引き起こす「先天性風しん症候群」という病気にかかる可能性があります。

先天性風しん症候群予防のためには、妊娠を予定又は希望する女性は、妊娠前に予防接種を受けることが最も重要です。(妊娠中の女性は風疹の予防接種を受けることはできません)

抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦さんは、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。

また、妊婦さんの周りにいる方(妊婦さんのパートナー、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めてください。

風しんとは

風しんは感染力が非常に強く、インフルエンザの2から4倍といわれています。知らない間に感染し、他人にうつしてしまう可能性が高い病気です。

感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。

発しんの出る2~3日前から発しんが出た後の5日程度まで感染性があります。

風しんで最も怖い点は、妊娠初期の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」という病気にかかる可能性があることです。

先天性風しん症候群とは、抗体のない女性が妊娠初期に風しんに罹患することで、風しんウイルスがお腹の中の赤ちゃんに感染して、出生児に先天性心疾患や難聴、白内障などを引き起こす病気のことをいいます。

風しんは予防接種で予防できます

風しんは予防接種で防ぐことができます。

県内33市町村では、大人の風しん予防接種費用助成制度を行っています。(平成30年度)

MRワクチン※(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度かかりますが、その費用の一部を助成するものです。

助成事業の対象者や金額は市町村ごとに異なりますので、詳しくは、お住いの市町村窓口にお問い合わせいただくか、神奈川県風しん撲滅作戦特設ページをご覧ください。

※風しんの予防接種は、MRワクチンという麻しん風しん混合ワクチンが一般的なため、麻しん対策としても有効です。

風しんにかかったら

感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。

発しんの出る2~3日前から発しんが出た後の5日程度まで感染性があります。

風しんにかかった方は、職場や学校を休んで、通院以外は外出を控えましょう。

抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦さんは、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。また、妊婦さんの周りにいる方(妊婦さんのパートナー、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めてください。

神奈川県内の無料の抗体検査について

県では、横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町(保健所設置市+寒川町)以外の市町村にお住まいの方で妊娠を希望する女性やそのパートナー、風しん抗体価が低い妊婦のパートナーを対象に、風しんの抗体(免疫)の有無を調べる検査を無料で行っています。

詳しくは、神奈川県風しん撲滅作戦特設ページをご覧ください。

横浜市川崎市相模原市横須賀市藤沢市茅ヶ崎市、寒川町にお住まいの方の風しん抗体検査については、各市町の風しん抗体検査担当窓口までお問い合わせください。


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