ホーム > 健康・福祉・子育て > 医療 > 感染症・病気 > 新型コロナウイルス感染症対策ポータル > 「発熱患者対応」の神奈川モデル―新型コロナウイルスと季節性インフルエンザへの対応
更新日:2022年9月6日
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神奈川県、県医師会および県病院協会は、互いに連携して、季節性インフルエンザ流行期の発熱患者診療体制を築きます。
県は、県医師会や県病院協会と協議を重ね、現場の声をお聞きしながら、発熱患者を適切に診療できる医療機関を増やすために、「発熱患者対応の神奈川モデル」を構築しました。
県、県医師会および県病院協会は、互いに連携して、季節性インフルエンザ流行期の発熱患者診療体制を築きます。
必要な人に接種できるように、県と各市町村が連携してワクチンを提供します。
県は、65歳以上の高齢者の方や、60から64歳で呼吸器等の機能に障害がある方を対象に市町村が実施するインフルエンザワクチンの定期接種に、財政的支援をすることで、ご本人の負担をゼロにしています。
ワクチンの供給量は十分ありますが、11月までの早い時期に集中すると一時的に不足する可能性もありますので、慌てずに接種するようにしてください。
各医療機関や地域に適合した診療・検査の体制を調整するとともに、インフルエンザ検査キット、新型コロナウイルス検査キットを確保します。
各医療機関と連携して診療体制を整え、県民の皆様に発熱等の症状が生じた際、医療機関を受診しやすい仕組みを構築します。
「発熱患者対応」の神奈川モデルにおける診療・検査のパターンには、様々な組み合わせが考えられます。
各医療機関は、こうした複数の検査方法のパターンの中から、それぞれの実情に合った方法で診療を行っていただきます。
特に、(6)臨床診断優先(医師が判断し、必要に応じて検査)は神奈川県独自の方法で、医師の判断を重視するものです。
季節性インフルエンザ | 新型コロナウイルス | |
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(1) | 鼻咽頭(鼻の奥) | 鼻咽頭(鼻の奥) |
(2) | 鼻前庭(鼻前方) | 鼻前庭(鼻前方) |
(3) | 鼻前庭(鼻前方) | 唾液 |
(4) | ハナカミ液 | 唾液(自施設) |
(5) | ハナカミ液 | 唾液、鼻咽頭、鼻前庭(他施設) |
(6) | 臨床診断優先 (医師が判断し、必要に応じて検査) |
臨床診断優先 (医師が判断し、必要に応じて検査) |
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