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更新日:2023年9月20日
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新型コロナウイルスのファイザー社・モデルナ社製ワクチン、アストラゼネカ社製ワクチン、ノババックス製ワクチンについて解説しています。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の設計図となるmRNA(メッセンジャーRNA)を脂質の膜に包んだワクチンです。
このワクチンを接種し、mRNAが人の細胞内に取り込まれると、細胞内でスパイクタンパク質が作られ、その後、免疫の仕組みが働き、ウイルスを攻撃する抗体を作るよう促します。
【ファイザー社/モデルナ社ワクチン】mRNA(メッセンジャーRNA)が人の免疫細胞内に届くと、スパイクタンパク質が産生され、免疫反応が働き抗体が作られます。
ウイルスベクターワクチンで、無害化された遺伝子組み換えウイルスを「運び屋」(ベクター)として使用するものです。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を作る遺伝子情報の一部を無害化された別のウイルスに組み込み投与します。人の細胞に取り込まれると、細胞内でスパイクタンパク質が作られ、免疫の仕組みが働き、ウイルスを攻撃する抗体を作るよう促します。
【アストラゼネカ社ワクチン】ワクチンが体内に入るとウイルスが分解され、細胞内に入った遺伝子情報の一部から、スパイクタンパク質が産生されることにより、免疫反応が働き抗体が作られます。
「組み換えたんぱくワクチン」と呼ばれる種類のワクチンです。
新型コロナウイルスの表面にある突起状の「スパイクタンパク質」によく似た、人工的に作ったタンパク質と、 体内の免疫反応を高めるための免疫補助剤(アジュバント)が含まれます。
【ノババックス製ワクチン】ワクチンが体内に入ると、組換えスパイクタンパク質がヒトの細胞内に取り込まれ、中和抗体産生および細胞性免疫応答が誘導されることで感染を予防します。
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