更新日:2023年11月14日
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風しんの流行及び予防接種について掲載しております
風しんの怖さをご存知ですか?
風しんの感染力は非常に強いので、職場や通勤中に、知らず知らずのうちに感染し、周囲の人にうつしてしまう(うつされてしまう)かもしれません。
さらに、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに先天性の病気(先天性風しん症候群)を引き起こすおそれがあります。
~風しんは予防接種で防ぐことができます。未来の赤ちゃんのために、社会全体で風しんの予防に努めましょう!~
長編(7分30秒)動画はこちら
通勤途中や職場で知らず知らずのうちに、うつしてしまう(うつされてしまう)可能性が高い病気です。
風しんで最も怖い点は、妊娠初期(20週頃まで)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障など、「先天性の病気(先天性風しん症候群)」を引き起こす恐れがあることです。
「きちんと風しんの予防接種をしていれば・・・」 「自分が風しんをうつさなければ・・・」
風しんは、「予防接種で防ぐことのできる病気」です。自分自身はもちろん、家族や周りの方々を風しんから守り、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るため、予防接種をご検討ください。
※妊婦さんは予防接種を受けることができません。
※健康上の理由で予防接種を受けられない方もいます。
未来の赤ちゃんのために社会全体で風しんにさよならを
風しんを予防するには、予防接種をする必要があります。
特に、30代から50代の方は風しんの抗体を持つ割合が少なく、予防する必要があります。
2025年3月31日までの間に限り、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。まずは、風しんの抗体の有無を確認するため、抗体検査を受けてください。抗体検査の結果、風しんの抗体がないことがわかった場合、原則無料で風しんの予防接種を受けることができます。
2019年4月以降、お住まいの市町村からクーポン券が届きますのでクーポン券に従って抗体検査を受けてください。2019年度は、原則、1972(昭和47)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性にクーポン券が届きます。なお、2019年度にクーポン券が送付されない1962(昭和37)年4月2日~1972(昭和47)年4月1日生まれの男性も市町村に希望すればクーポン券が発行されます。県内市町村の問合せ先は以下をご覧ください。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を対象に実施する風しんの抗体検査及び予防接種法第5条第1項の規定に基づく風しんの第5期の定期接種の実施に向けた医療機関・健診機関向け手引き
ご案内:MRワクチンを発注される医療機関の皆さまへ(PDF:146KB)
先天性風しん症候群の発生を防ぐため、神奈川県では無料の風しん抗体検査を実施しています。また、県内市町村では、風しん予防接種費用の一部助成を実施しています。MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度(医療機関により異なります)かかりますが、その費用の一部を助成するものです。
神奈川県は、平成26年度以降、妊娠を希望する女性やそのパートナー等に対して、無料で風しん抗体検査を実施しています。平成31年度からは、対象者を抗体保有率の低い年齢層である、1958(昭和33)年4月2日から1962(昭和37)年4月1日、1979(昭和54)年4月2日から1988(昭和63)年4月1日までの間に生まれた男性に拡大して実施します。(国が実施する風しんの追加的対策の対象者である、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性は本事業の対象外です。)
保健所設置市等(※1)を除く県内市町村に居住する方が対象となります。
(1)妊娠を希望する女性
(2)妊娠を希望する女性又は妊婦のパートナー(※2)
(3)(2)に該当しない平成31年4月1日現在で1958(昭和33)年4月2日から1962(昭和37)年4月1日、1979(昭和54)年4月2日から1988(昭和63)年4月1日までの間に生まれた男性
ただし、過去に風しん抗体検査を受けて「抗体価が十分ある」(陽性)といわれたことがある方、風しんにかかったことがある方は除きます。
※1 保健所設置市等とは、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町。ただし、寒川町にお住いの方は、(3)は対象となります。
※2 パートナーとは、配偶者のほか、事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含みます。なお、国の制度の対象である、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性は、本事業の対象外です。
※「神奈川県風しん抗体検査」を受けたいとの申し出の無い場合は、無料で検査を受けることができませんので御注意ください。
風しん抗体検査(血液検査)
検査結果は、後日、検査を受けた医療機関から説明を受けてください。
検査の結果、抗体が十分でないことが分かった場合には、予防接種を検討してください。
(参考)予防接種が推奨される風しん抗体価について(厚生労働省)
本事業は、県が神奈川県医師会に委託して実施しています。神奈川県風しん抗体検査を実施するためには、協力医療機関に登録手続きが必要です。協力医療機関新規申込書に記入・押印のうえ、神奈川県医師会へ郵送してください。手続きが終了後、医療機関名簿を更新します。
また、登録内容の変更、辞退の場合も、それぞれの申出書に記入・押印のうえ、神奈川県医師会へ郵送してください。
郵送先:神奈川県医師会地域保健課 風しん抗体検査事業担当
各種様式は以下のものをダウンロードしてご利用ください。
※神奈川県風しん抗体検査事業専用です。協力医療機関になっていない場合はご利用いただけません。
検査の結果、抗体が十分でないことが分かった場合には、予防接種の必要性についてご説明いただくようお願いします。
県内33市町村では、大人が任意で風しん予防接種を受けた場合の費用助成を行っています。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度かかりますが、その費用の一部を助成するものです。
助成事業の対象者や金額は市町村ごとに異なりますので、詳しくは、お住いの市町村窓口にお問い合わせいただくか、ホームページをご確認ください。
年度 | 新規登録患者数 | |
神奈川県 | 全国 | |
2016年 | 10 | 126 |
2017年 | 10 | 91 |
2018年 | 414 | 2,937 |
2019年 | 291 | 2,306 |
2020年 | 9 | 100 |
2021年 | 1 | 12 |
2022年 | 1 | 15 |
このページに関するお問い合わせ先
感染症対策グループ
電話 045-210-4791
このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。