更新日:2020年10月7日

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平成30年度研究成果

平成30年度研究成果

(1)普及奨励事項
直ちに生産現場等において普及指導に利用できる成績、行政施策に反映できる成績、研究の現場で広く使われ得る新手法や新知見等の成績。

成果名

・ OPUの前処理方法は農家の実情に合わせて3種類の方法から選択することができる
・ 二期作の1作目利用に適した春播きサイレージ用トウモロコシ品種
・ 二毛作または単作利用に適した遅播きサイレージ用トウモロコシ品種
・ 二期作の2作目利用に適した夏播きサイレージ用トウモロコシ品種
・ 系統豚ユメカナエル維持集団の能力
・ 農産物直売所を利用する50~60代は地鶏への関心が高い
・ 50、60代女性は地鶏に対する受容性が高い
・ ブランド豚肉の売り先(ターゲット)は市場、バイヤー、消費者に分かれ、それぞれ特徴的な取組みを行っていた
・ 密閉縦型堆肥化装置の排気熱は、離乳豚舎床暖房として効率よく利用できる

 

(2)指導研究に有効な情報
指導者行政担当者、研究者などの参考になり、また研究として一定の知見を得た成績。

成果名

・ ホルスタイン種で過剰排卵処理のFSHの投与回数を半減する取り組み
・ 5%ヒアルロン酸溶液を溶媒としたFSHを筋肉内に1回投与することにより、黒毛和種の過剰排卵処理が可能である
・ 未受精卵子に対する成熟培養液への分裂促進因子活性化蛋白質リン酸化酵素阻害剤およびジブチリル環状AMPの添加効果
・ ロールベールラップサイレージのアンモニア放散量で発酵品質が推定できる
・ トウモロコシの不耕起栽培は耕起栽培と比較して初期生育がやや劣る
・ トウモロコシ二期作の労働生産性と生産費
・ 飼料用ダイズが多収になる品種および播種期の組み合わせ
・ 多産系母豚由来の肉豚は、交配精液により発育成績、と体成績、肉質成績に違いを認める
・ 豚の配合飼料中の30%をトウモロコシからトコトリエノール高含有米(オオナリ)に代替しても、繁殖成績に影響は認められない
・ 採卵鶏への卵質改善資材の飼料添加による明確な差は認められなかった
・ 4週間の短期飼養ではエンリッチドケージとバタリーケージで生産性に差はない
・ 市販配合飼料に5%のゴマ粕を69日齢から添加することで鶏肉の抗酸化能を高める可能性がある
・ 遮蔽物を設置またはミスト噴霧することにより、家畜ふん堆肥化施設で発生する粉塵及び臭気の拡散を低減できる
・ ポリフェノールとポリフェノール活性化酵素を組み合わせた消臭資材により、家畜ふんと食品残さを混合堆肥化する際の臭気を低減できる

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