ワンポイントアドバイス(本文)

掲載日:2021年3月26日

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秋期~冬期の鶏の飼養管理のポイント

 

 今年の8月は平均気温が平年に比べて高く、さらに9月に入っても厳しい残暑が続きました。暑熱により県内各地で鶏の死亡が確認されるなど、鶏に対して大きなストレスとなり、養鶏経営にも様々な影響を及ぼしています。今後の秋期から冬期の飼養管理にも例年以上に注意を払う必要があります。

 秋は時候の変わり目であり、日を追って気温が低下し、日照時間が短くなるなど、環境変化の大きい時期です。鶏は、気温が下がるにつれて、食欲が増加し、活気づいてくるので、良質な飼料を十分に給与しましょう。

 鶏は、比較的寒さに強いと言われていますが、防寒対策が不十分だと産卵低下や呼吸器病が発生します。開放型の鶏舎では、日中の暖かい時間帯に鶏舎の窓やカーテンを開けて、畜舎内の空気を入れ換えましょう。換気により、畜舎内に新鮮な空気を取り込み、ホコリやアンモニアを含む空気を追い出すことができます。

 一方で、晴天で日中の気温が高い日には夜間の冷え込みが強くなりますので、天気予報等を確認して適切に窓やカーテンを開閉するなど防寒対策に努めましょう。

 急な寒さが訪れる前のこの時期に、カーテンや保温設備の点検を行い、必要があれば修繕を行いましょう。また、給水器の掃除や点検も行い、給水設備の凍結防止対策についても忘れずに行いましょう。