分別解体工事は以下の手順で行う必要があります

掲載日:2019年10月8日

分別解体実施の手順

1 対象建築物等に関する調査の実施

吹付け石綿その他の特定建設資材(コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート)に付着した物の有無、対象建築物の構造、周辺状況、作業場所、搬出経路、残存物品の有無等の調査を行います。

2 分別解体等の計画の作成(届出書の別表1から別表3に同じ)

次の事項を内容とする計画を策定します。

イ)対象建築物等の構造

ロ)対象建築物等に関する調査及び工事着手前に講じる措置

ハ)工事の工程の順序及び工程ごとの作業内容と分別解体等の方法

ニ)対象建築物等に用いられた建設資材の量の見込み、特定建設資材廃棄物(コンクリート塊、建設発生木材、アスファルト・コンクリート塊)の発生が見込まれる場所及び量の見込み

3 工事着手前に講じる措置の実施

吹付け石綿その他の特定建設資材に付着した物尾の除去等、作業場所及び搬出経路の確保等を図ります。
また、家具等の残存物品、特に家電リサイクル法の対象物について、発注者が事前に搬出を行ったか確認します。

4 工事の施工

2で作成した分別解体等の計画に基づいて工事を施工します。

工事は、技術上、安全管理上等の条件を踏まえ、必要に応じて手作業又は、手作業及び機械作業の併用により行います。

【建築物の解体工事の場合】

1 建築設備・内装材等の取り外し(原則、手作業により行います)

内装材の取り外し現場写真

内装材に木材がある場合は、1.木材と一体となった石膏ボード等の建設資材、2.木材の順序で取り外します。

2 屋根ふき材の取り外し(原則、手作業により行います)

屋根ふき材の取り外し

3 外装材・上部構造部分の取り壊し

上部構造部分とは、構造耐力上主要な部分のうち、基礎・基礎ぐいを除いた部分のことを言います。

外装材・上部構造部分の取り壊し現場写真

木材の搬出 

木材の搬出現場写真

4 基礎及び基礎ぐいの取り壊し

基礎の解体現場写真

コンクリート塊の搬出

コンクリート塊の搬出現場写真

アスベスト含有建材やれんが等、コンクリート塊以外のものが混入することのないよう注意してください。

アスベスト含有建材を使用している建築物の分別解体時の注意点

建設リサイクル法では、吹き付け石綿及びその他の対象建築物等に用いられた特定建設資材に付着したもの有無を調査し、その結果を「分別解体等の計画等」に記載することとなっています。

特定建設資材(コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート)の付着物である場合には事前措置が必要です。

アスベスト含有建材については、アスベストが他の建設資材廃棄物と混ざることのないよう、環境省のホームページ等を参考に適切に除去、処分をしてください。

【不適切な解体現場の例】

現場内に除去したはずのアスベスト含有建材(スレート)の破片が落ちていた状態。

スレートの破片が落ちていた現場写真

不適切な分別解体により、アスベスト含有建材が、他の建設資材廃棄物と混同している状態。

不適切な分別解体工事現場写真

アスベスト含有建材は、飛散しないよう二重に梱包し、梱包した後、地面に落ちていないか再度確認してください。

また、他の建設資材廃棄物に混ざることのないよう一時保管場所を決めて、分別保管してください。

アスベスト関係機関ホームページへのリンク