初期公開日:2022年12月14日更新日:2023年11月16日

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データ統合連携基盤

デジタル戦略本部室が管理・運用するデータ統合連携基盤の御紹介です。

神奈川県のデータ統合連携基盤

県では、様々なシステムに蓄積された、異なるフォーマット、形式のデータを収集、蓄積、管理するデータ統合連携基盤を運用しています。 新型コロナウイルス感染症や防災関連のデータ等、様々なデータを迅速に収集、統合、分析、可視化し、日々の業務や政策検討等に活用しています。

活用事例

1 新型コロナウイルス感染予測シミュレータ

県立保健福祉大学SHI(ヘルスイノベーションスクール)と連携し、新型コロナウイルス感染症の療養者数などの将来予測シミュレータを令和3年9月に完成させ、新型コロナ対策本部会議で予測値が利用されるなど、新型コロナ対策の基盤として県の意思決定や県民の行動指針として活用しました。

(オミクロン変異株感染拡大以降、従来の変異株に比べて大きく特徴が異なり、感染予測が困難であること、また、予測モデルに使用している「COVID-19感染予測(日本版)」(Google)のデータ更新が2022年2月10日以降停止され、データ収集ができなくなったことから運用停止しています)

重症者(2022年1月1日以降28日間の予測)

Covid-19sim

注釈 ワクチン接種率のペースが現在と同程度、かつ人流に大きな変化がない場合の予測
出典 ヤフー・データソリューション DS.INSIGHT 2021年12月31日時点の推計

2 新型コロナウイルス感染症自宅療養者情報とハザードマップの統合

新型コロナウイルス感染症の自宅療養者の情報と洪水や高潮等のハザードマップ情報を統合、連携し、危険区域内の自宅療養者リストを作成することで、発災時における住民サポートに活用しています。

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3 市町村との実証

データ利活用の範囲を県内市町村にまで広げ、県と市町村が連携して、データ統合連携基盤を活用した防災分野におけるデータ利活用の実証事業を実施しています。

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第1回 神奈川県データ統合連携基盤の整備に係る検討会

(県、県内市町村及び有識者が参加)

今後の展開

様々なデータを統合・連携することが可能なデータ統合連携基盤を活用し、県庁内に点在する様々なデータを一元的に扱える仕組みを構築して、データに基づく政策立案、業務の効率化を推進していきます。

県及び市町村をはじめ、様々な主体によりデータ統合連携基盤を活用し、防災分野でのデータ利活用に続き、ヘルスケアなど他分野への展開を目指します。

kibanFuture

 

 

 

 

 

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