更新日:2023年4月7日

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伊田園芸

第三者認証GAPを取得した農場の事例を紹介します

農園名 経営者

伊田園芸 伊田勝義 氏

第三者認証GAP

ASIAGAP青果物Ver.1

カテゴリー

BI(栽培・収穫)、D(取扱い)

品目

にら

認証取得日

2018年2月21日
農園のホームページ

なし

出荷・販売

5~10月にJA全農ベジフルセンター、丸中青果、海老名グリーンセンター等

 

1 GAP認証取得の目的

 オリンピック開催に係る食材の提供にはGAP認証が必要だという話を聞き、取得に興味を持ちました。その後、GAPについての知識を深めるうちに、GAPの取得は農産物が安心安全であることの証明にもつながることがわかったため、認証取得を目指す決意を固めました。

2 取組内容

  • 作業場の入口には、「体調不良者の入室禁止」等の表示や経営方針、作業前のチェック事項等を全員がわかるように掲示しました。

  • 手づくりの整頓グッズで、紛失物の有無をわかりやすくしました。

  • 同じ種類の容器には、その中身を明記したラベルを外側に貼り付けました。

  • 流し台に手洗い手順を貼り、衛生管理の基本を徹底しました。

  • 農薬保管庫に、散布時の服装や取扱いの注意点等を提示しています。

  • 農薬保管庫の上段には粉剤を、下段には液剤を置き、液剤の下にはトレーを敷いて、液体が漏れ出ないようにしています。

  • 農薬の在庫や使用期限を確認しやすいように整理しています。

  • 農薬及び肥料の、保管庫からの入出庫時の記帳を徹底しています。

  • JGAP指導員の資格を取得し、地域の農業者や農業高校生への指導を行っています。

伊田園芸表示 伊田園芸道具

左(上):注意事項等の掲示

右(下):工具等の収納

伊田園芸農薬

農薬保管庫

3 GAP認証取得の効果

  • 農機具等の整理整頓を徹底することにより、道具の紛失防止と作業安全の確保が実現できました。
  • 自分たちの農作物が安全に作られていることを認証マークで証明できます。
  • 農作業に携わる家族全員が情報を共有し、作業への意識を改善することができました。

 

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