中井やまゆり園公舎

当施設は、中井やまゆり園福祉従事者の単身者用及び入所者の居住訓練施設が併設されています。それぞれの間取り及び形態について基本的な設計を行い、構造・仕上げ等は住宅メーカーの規格を採用することとして、予算化されました。
背景には、各住宅メーカーが開発した共同住宅は、工業化住宅として一般財団法人日本建築センターの認定に基づき、一定の水準を満たしていると考えられることから、当施設は、基本設計を直営にて行い、その図面を元にメーカーのノウハウを活かす形で、認定を受けた住宅メーカーに限定して発注することにしました。
工事では工業化住宅の利点を活かし、工場生産された各ユニットを多数使用し、工期の短縮化が大いに図られ、廃棄物の低減など、環境にもやさしい工事となりました。