厚木児童相談所

児童虐待防止法の施行に伴い、虐待などの相談や心理判定の増加、それに伴う一時保護を必要とする児童の増加により、一時保護所の収容能力の向上とともに居住環境の改善を図ることを目的に改修工事を行いました。
施設は、1階の学習室を居室にすることで居室数を増やし、一人あたり3.3平方メートルを確保しながら25名収容できるようにし、面接室及び学習室は2階教育事務所跡に移しました。
また別棟の食堂棟を増築し、食堂・厨房及び浴室機能を改善しました。
さらに、耐震補強として、本館1階の両妻に耐震ブレースを設置するとともに、プラン変更に伴い開口を設けた内部構造壁を鉄筋コンクリートの増し打ちにより補強しました。
なお本工事は、第55回神奈川県建設技術協会の優良工事表彰を受けました。