更新日:2023年7月24日

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体育センター

体育センター新築工事に関するページ

体育センターは、昭和28年陸上競技場として開設し、昭和30年にサッカー場、バレーボールコートを設けて「県営藤沢総合運動場」となりました。その後、昭和43年に体育館及び合宿所等を建設して「県立体育センター」と改称し、昭和46年に第2体育館・屋内温水プール等を建設し、総合スポーツ施設として充実を図ったところです。
今回の工事では、平成10年の「かながわ・ゆめ国体」のバレーボール会場とサッカー会場に使用するため、体育館の改築と、屋外施設整備として、サッカー場観覧席建設、倉庫建設、陸上競技場観覧席改修、屋外更衣室改修、屋外便所改修を行いました。
体育館は、メインフロアの大屋根(長辺52m、短辺46m)と2階観客席の大屋根(長辺71.4m、短辺60m)を短辺方向に平行弦トラスを配し、屋根面全体を四周の棟梁により持ち上げた架構(平行トラス、立体架構)が観客席四隅のコア架構と観客席外周の片持柱で支持した構造とし、杭は28mの既成コンクリート杭拡大根固め工法を採用しました。
サッカー場観覧席は、4mの段差のある敷地形状を利用して運営室・審判控室等を地下に設け、屋根スラブを客席床としました。なお、敷地内にアントニー・レイモンドの設計によるグリーンハウスがあります。

所在地 藤沢市善行7ー1ー2
工事区分 新築・改築工事
構造・規模 体育館 鉄筋コンクリート造・地上2階地下1階
屋外施設
サッカー場観覧席 鉄筋コンクリート造・地上1階地下1階
倉庫 鉄骨造・地上1階
建築面積 体育館 6,123.97平方メートル
屋外施設
サッカー場観覧席 733.24平方メートル
倉庫 319.25平方メートル
延床面積 体育館 9,123.97平方メートル
屋外施設
サッカー場観覧席 730.72平方メートル
倉庫 319.25平方メートル
工期 体育館 平成7年10月から平成9年3月
屋外施設
サッカー場観覧席 平成7年12月から平成9年3月
倉庫 平成7年10月から平成9年3月
工事費総額 体育館 2,594,776千円
屋外施設 385,735千円
用地造成 1,025,179千円
設計監理 株式会社久米設計
施工

体育館
建築 清水建設・三木組 特定建設工事共同企業体
電気 シンデン・増子 特定建設工事共同企業体
衛生 株式会社太陽設備
空調 昭和設備・関東設備 特定建設工事共同企業体
昇降機 守谷輸送機工業株式会社
屋外施設
造成 亀井工業株式会社
電気 タイヨー建設株式会社
衛生 株式会社川藤建設

用地造成
建築 株式会社桐ヶ谷工務店
電気 株式会社誠進電業社
衛生 大野設備工業株式会社
空調 株式会社リョースイ

 

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