更新日:2023年7月24日

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県立音楽堂

営繕工事のあゆみ県立音楽堂改修工事に関するページ

県立音楽堂は1954年、公立施設としては日本で初めての本格的な音楽専用ホールとして開館しました。ホール内の壁面はすべて「木」で仕上げされ、「「木」のホール」として親しまれており、優れた音響特性を持つホールとして高い評価を得ています。

また、建物も1999年に「日本の近代建築20選」に選定される等、文化的価値が非常に高い施設ですが、竣工後、60年余りを経過し、部分的な改修工事や補修を行ってきたものの、建物本体や設備機器等の老朽化が著しい状況となっていました。

今回工事では、建築、空調、電気、舞台機構の大規模な改修工事を実施しました。空調工事において設備機器の全面更新を行う中で、ホールの内装工事では、音響特性に与える影響を最小限に留めるよう、最大限の配慮をしながら施工にあたりました。

所在地 横浜市西区紅葉ケ丘9-2
工事区分 改修工事
構造・規模

鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)・地上4階、地下1階

建築面積 1,932.06平方メートル
延床面積 4,139.21平方メートル
工期 平成30年1月から平成31年3月
工事費総額

1,620,590千円

設計監理 株式会社前川建築設計事務所
施工

建築:日成工事株式会社

空調:新日本空調・オリエンタル設備工業特定建設工事共同企業体

電気:扶桑・つくし建設工事共同企業体

舞台機構:森平舞台機構株式会社

 

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