平成26年度かながわ選挙カレッジ活動報告
平成26年5月27日(火曜日) 任命書交付式・ガイダンス
平成26年度「かながわ選挙カレッジ」がスタートしました。
今年度は各大学から10名が集まり、今後1年間の活動についての説明を受けたあと、神奈川県明るい選挙推進協議会の会長から任命書を交付されました。
その後、神奈川県選挙管理委員会及び市町村課職員への紹介が行われ、実習生たちは緊張しながらも選挙カレッジにかける思いを述べました。
平成26年7月12日(土曜日) 未来茅ヶ崎市政策コンテストキックオフ
7月12日、未来茅ヶ崎市政策コンテストキックオフイベントに参加しました。
このコンテストは、30年後の理想の茅ヶ崎市のビジョンを描き、それを実現するために10年後の政策を考える自治体デザインコンテストです。
かながわ選挙カレッジの10名のメンバーを5名1チームとして2チームで参加しましたが、茅ケ崎市出身のメンバーがおらず、茅ケ崎市がどういった環境にあって、どういった問題を抱えているのかを知るところから始まりました。
両チームともメンバーの役割を決めて、今後のスケジュールなどを話し合い、キックオフイベントは終了となりました。
平成26年8月10日(日曜日) 未来茅ヶ崎市政策コンテスト中間チェック
8月10日、未来茅ヶ崎市政策コンテストの中間チェックが行われました。
あいにくの大雨でしたが、中間チェックが始まる午後には雨もやみ、無事に参加することができました。
キックオフの時に考え出した茅ヶ崎市に必要な政策をまとめ、特に今回は茅ヶ崎市役所の職員の方々から予算や政策実現性などについてご指摘をいただきました。「こういう政策をしてほしい」と考えることはありますが、実際の予算編成も考慮すると実現可能な政策を考えるのは非常に難しく感じました。
AチームBチームとも決勝に向けてしっかりした政策案になるよう話し合いました。
平成26年8月23日(土曜日)、24日(日曜日) 若者リーダーフォーラム
日本青年館の会議室にて、二日間にわたり関東甲信越静地区の選挙啓発に携わる若者たちが集まり、ワークショップや講義・活動報告などを行いました。
特にワークショップでは、NPO法人YouthCreateによる「有権者レーダー」の作成が行われ、政策がいかに身近にあるか、自分はどの政策を重視して選挙に行けばよいかなどを学びました。
様々な選挙啓発団体に所属する同年代の人と交流する機会もあり、とても有意義な二日間だったと思います。
平成26年8月30日(土曜日) 未来茅ヶ崎市政策コンテスト予選
いよいよ未来茅ヶ崎市政策コンテストの予選の日がやってきました。
午前中に予行練習と最終確認を行い、午後から決勝進出チームを決める予選を行いました。
なかなかメンバーで集まる時間がとれないなか、A・Bチームともこの1ヶ月半で話し合ってきたことを自分達の言葉で発表することができたと思います。
結果は残念ながらA・Bチームとも決勝に進出することはできませんでしたが、政策を考えるにあたりいろいろな視点を持つことが必要だということを学びました。
【各チームの発表資料】
平成26年8月31日(日曜日) 未来茅ヶ崎市政策コンテスト決勝
昨日行われた予選の結果を受けて、8月31日に未来茅ヶ崎市政策コンテストの決勝が開催されました。
ゲスト審査員にNHK解説主幹島田氏、文教大学根本教授、服部茅ヶ崎市長を迎え、予選を勝ち上がった3チームがプレゼンテーションを行いました。その後観覧者により投票が行われ、最優秀賞が決定されました。
3チームとも予選のときより内容が濃くなり、30年後を上手に見据えた素晴らしい発表だったと思いました。
平成26年9月9日(火曜日) 選挙管理委員との懇談会
神奈川県選挙管理委員の皆さんと選挙カレッジ実習生との懇談会が行われました。
厳かな部屋の雰囲気に我々実習生達は緊張気味でしたが、意見を交換していくにつれて少しずつ緊張も解け、若者である自分たちが何を考えているのか積極的に発言できました。
特に政治や選挙の重要性や、若者が選挙に関心を持たない理由などについて議論を深める事ができ、お互いの世代の選挙についての認識を知る良い機会となりました。
こうした機会はなかなか無いので、大変有意義な体験ができたと思います。
平成26年10月27日(月曜日) 神奈川県市区町村明推協委員研修会
10月27日に神奈川県市区町村明推協委員研修会が行われ、我々選挙カレッジ実習生は、未来茅ヶ崎市政策コンテストで提案した政策を発表する機会をいただきました。
未来茅ヶ崎市政策コンテストでは残念ながら決勝に進むことができませんでしたが、決勝を観覧して感じたことなどを取り入れ、発表内容や構成を改めて練り直して本番に臨みました。
当日は予選のときよりもたくさんの方の前での発表になったので、非常に緊張しました。
しかしながら2回目の発表ということもあり、緊張しながらも我々の考えをはっきりと伝えることができたと思います。
平成26年11月2日(日曜日) 横浜国立大学常盤祭における選挙啓発イベント
11月2日に横浜国立大学の常盤祭でブースを出店し、選挙啓発を行いました。
私たちは射的と選挙に関するクイズを組み合わせた企画を考え、幅広い世代の人々に楽しんでいただくことを意識して準備を進めてきました。
当日は特に小さい子どもたちに人気で、何度も並ぶ子どももたくさんいました。また、選挙クイズは易しいものから難しいものまで用意したので、世代に合わせて選挙に関する知識に触れてもらうことができたと思います。
最終的には景品が足りなくなるほどで、お客さんもあまり途切れることなく訪れ、非常に充実した時間になりました。
啓発をした中で印象に残ったことは、選挙クイズで親が子どもに選挙に関する知識を話したり、親子で一緒に考えたりといった場面でした。普段家庭で選挙に関する話をすることは少ないと思うので、親子で選挙について考える良い機会にもなったのではと感じました。
平成26年11月13日(木曜日) 模擬投票出前事業(県立城郷高等学校)
11月13日、神奈川県立城郷高校でかながわ選挙カレッジ実習生3名を立候補者とする模擬投票出前事業を実施しました。
準備段階では高校生達が選挙に興味を持ってくれるのか不安でしたが、参加してくれた皆さんは強い関心を持って、しっかりと私たちの話に耳を傾けてくれました。
また今回は実際に選挙で使用する投票用紙読取分類機や投票用紙計数器を使用しましたが、高校生だけでなく自分たちも初めて目にする機械だったので、読取や分類のあまりの速さに驚きました。
肝心の模擬投票の結果も僅差だったので、高校生のみなさんも、自分の一票が政治を左右する大切な一票であることを実感できたのではないかと思います。